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子どもの本とごちそうの話

子どもの本とごちそうの話

著: 赤木 かん子

税込価格: ¥1,760

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作品情報

発行日: 1987年03月

四六判 276ページ 上製

出版社からの紹介

思わずよだれが落ちる本。“本の探偵”が世界の話のなかから集めたおいしい話の集大成。読み終えたら、もー満腹ッ!!のグルメ本。

ベストレビュー

そのまま児童書ガイドとしても

「昔懐かしあの本、この本」で始まりますが、子どもの本のごちそうで最初に浮かべる物では何でしょう?
この本は「若草物語」のご馳走で始まります。私が思い浮かべるのは、フンメルさんのお宅にあげたクリスマスのご馳走です。割とメジャーなものからそうでないものまで、ごちそうの場面と赤木さんが、子どもの頃にどこに注目して読んだかが語られていきます。
たとえば、「家なき少女」(アニメでは「ペリーヌ物語」は、ペリーヌが狭い下宿から出て小屋で暮らす自給自足の生活に惹かれたというくだりでは、私も共感しました。

他にも「うんうん」と思える箇所が何度かあり、口語体で書いてあるので、赤木さんと一緒におしゃべりしているような感覚で、どんどん読み進んでいきました。

「大人にはわかんない本たってあるんだよ」の章では、「子どもの本が大好き!」という人たちは、「読み手も書き手もたいがいは、大きくなるのに苦労してきた連中ばっかしだね」というくだりに、自分を重ねて大きくうなずきました。

「三分半のゆでたまご」では、「できれば小さい時からよその国を読んで欲しいと思うのよねー」と外国の本を読むことを提唱しています。「なるべく頭が固くなんないうちに、外国の地名・人命・風景になじんで欲しいからなのよ」と。

外国の本を読むことは、そのまま文化交流的な側面もありますし、長い地名や人名に大きくなってアレルギーを起こすことも少ないかもしれませんね。

「さあ、つくってみようよ、このごはん!」は、レシピつきですし、「クリスマス!クリスマス!!クリスマス!!!」では、子どもの本のクリスマスの名場面が出てきます。

そのまま児童書ガイドとしても楽しめますし、子ども時代を思い出して浸るもよしと、とても楽しめた一冊でした。
(はなびやさん 40代・ママ 男の子7歳)

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