
表紙いっぱいに広がるのは、思わずつられてしまいそうな、男の子の最高の笑顔! さあ、期待を胸にページをめくると……
ブーッとわらう。 クスクスわらう。 にっこりわらう。 ニカっとわらう。……
「わらう」という感情ひとつでも、こっそり笑ったり、思いっきり笑ったり、たくさんの「わらう」がある。
「みんなでいっしょにわっはっは!」 あふれ出す笑い声が聞こえてくるよう。やっぱり「わらう」って楽しくていい気持ち。
でも、あれ? なんだか違う「わらう」もあるみたい。 ちょっと嫌な気持ちになる「わらう」って、どんなのだろう?
ハッと考えさせられる瞬間もありつつ、やっぱり弾ける子どもたちの「わらう」表情は最高! 読んでいるうちに、自然と顔がほころんじゃう。 「わらう」って楽しいね、しあわせだねって、子どもも大人も共感できる。 そんな素敵な体験をくれる一冊です。
(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)

保育園に通う二人はいつも笑って楽しそうです。笑うって色々あるけれど、笑ったことで二人の仲が悪くなってしまいます。初めて知った楽しくない笑い。それを乗り越えるのもやっぱり優しい笑いから。 笑うっていいね!楽しいね!と親子で読んでいると思わず笑顔になってしまう一冊です。
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