母への切ない想いに触れる、はじめての“ピーター・パン”。
上質なカラー挿絵とともに、いつかおとなになるこどもたちへ。
児童文学作家・小松原宏子が、
小学校低・中学年から楽しめる長さに書き下ろし!
新鋭の画家・kei saitoが緻密で鮮やかな絵を添え、
こどもたちに、名作『ピーター・パン』の新しい扉が開かれます。
巻末には、児童文学者・川端有子の写真付き解説を収録。
どうしておとなにならないの、ピーター?
妖精、海賊、ピカニニ族、そしてお母さん――
世界中で読み継がれる、こどもたちの冒険物語。
世代を超えて、世界中の人々に愛され続けている『ピーター・パン』。
原作者のJ・M・バリーは、幼い頃に事故で兄を亡くしました。
深い悲しみに沈む母をなぐさめようと、バリーは兄のまねをしたり、お話を語ったり……
兄の死と母への想いが、「永遠の少年」というテーマに結びついたと言われています。
ピーター・パンが、おとなにならない理由とは?
妖精や海賊、ピカニニ族、そして母への思いがあふれる冒険譚を、
児童文学作家・小松原宏子が親しみやすい文章で訳しました。
kei saitoのあたたかい絵が物語を彩り、
はじめて『ピーター・パン』に出会う小学校低・中学年の子どもたちにもぴったりです。
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