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私の、いちばん。待望の21世紀版、ムーミン文庫!新解説『ムーミンだにの魅力』つき。 まっ白な雪にとざされたムーミン谷。パパとママといっしょに冬眠にはいったのに、 どうしたわけか春がこないうちにたった一人眠りからさめてしまったムーミントロール。 はじめて知る冬の世界で彼のすばらしい冒険がはじまった……。 冬のムーミン谷を舞台にヤンソンがつづるファンタジー童話の傑作。
ムーミンの一族は冬眠に入り、スナフキンは旅に出て、
春になれば戻ってきます。
ムーミントロールは、ひっそりと眠っている家の中で
ただ一人、目を覚ましました。
ちいさな窓から外に出て、初めて見る雪の世界の中を歩いてゆきます。
彼がばったりと出会ったのが、おしゃまさん。
この人はすごい。
冷静でしっかりものです。
しんとした静かな冬のムーミン谷、おさびし山を舞台に
少しづつ、あちこちで色々な生き物が動いています。
おしゃまさんとムーミン、別の場所ではミー、かわいそうなリス。
台所にはご先祖様。
結局、割とたくさんの生き物が真冬にも起きていたわけですが
ヘムレンさんとサロメちゃんやオオカミに憧れていたメソメソのお話など
この本にも、なるほどと思う、気になる言葉が色々出てきます。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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