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七わのからす」 みんなの声

七わのからす 作:グリム
絵:フェリクス・ホフマン
訳:瀬田 貞二
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1993年
ISBN:9784834012033
評価スコア 4.47
評価ランキング 10,706
みんなの声 総数 14
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  • 不思議の世界

    結構賛否両論のある絵本なんですね。
    図書館で見つけて、何となく覚えのあるタイトルに惹かれて
    子供時代読んでみました。
    本当に不思議の世界に入り込むお話ですね。
    現実には起こりえないストーリーではありますが、
    それだからこそ想像力が働くというか・・・。
    きっと娘もまた私とは違うイメージを描きながら読んでいると思います。
    こういうお話は色々と読んでもらいたいなと思いました。

    投稿日:2014/01/16

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  • 素話とはまた違った魅力

    七わのからすのおはなしは、私も子どもたちも、絵本ではなく素話(ストーリーテリング)で出合いました。怖くて不思議なおはなしで、とても印象に残っています。
    その時に思い描いた印象とは違い、ホフマンが描く挿絵はとてもおしゃれでした。兄妹たちの洋服や帽子、太陽や月までもが大人っぽくて素敵です。
    昔話を絵本にすることについては、きっといろいろな意見があるとは思うのですが、この絵本は、ホフマンの素敵な絵を見るだけでも価値があると思います。

    投稿日:2013/02/13

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  • イメージはともかく魅力的なお話です。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    私は最初に《語り》バージョンの『七わのからす』を聞いたので、
    ホフマンの『七わのからす』にはイメージしていた世界が違い過ぎて、目が点でした。
    世界的な絵本作家の巨匠であっても、元々ある物語から受け取る印象というのは人ぞれぞれで表現も人それぞれなんだ。と、変なところに納得してしまいまいた。

    特にこのお話に登場するホフマンのおんなのこ″は私的には「長くつしたのピッピ」に見えました。
    (身体の線がひょろっと長すぎます)

    でも、『七わのからす』のお話自体はとても好きです。
    すっごく不思議な話ですが、わけのわからない魅力を持っています。まだ出会ったことのない人にはぜひ、お薦めしたい作品です。

    投稿日:2012/01/06

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  • 誰の魔法なのかな

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    色々な新しい絵本ばかり読んでいたので、グリム童話とかイソップ物語とか昔からのものに久々にふれてみたくなり、読みました。

    瀬田さんの翻訳という事と、ホフマンの絵。すごく惹かれました。

    でも、娘の服装が、私の勝手な昔のイメージではなくて、パリジェンヌ風な洋装(←この表現自体がもう古いかも?)でちょっとビックリしました\(◎o◎)/!
    物語は、とても怖いなって思うものでした。お父さんの一声で、七人の息子たちがカラスになってしまいましたが、これは神様の仕業なのでしょうか。悪魔か何かの魔法??
    親として、うかつな事言えないな〜〜なんて思っちゃいます。
    息子たちがそんなに悪いとは思えず、なんだか長い間カラスにされてかわいそうでした。

    瀬田さんの翻訳は、読み手も聞いてても、素直に物語の世界に入り込めるように思います。こういう絵本を読むと、翻訳家ひとつでこんなに印象や物語の世界への引き込まれ方がかわるんだなとつくづく感じました。

    投稿日:2011/10/14

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  • 大人も怖いと感じます

    本屋さんで限定復刊されているのを目にしたので読んでみました。

    話が中世の雰囲気いっぱいなのに、絵が現代風で少しミスマッチな感じがしますが、テンポよく展開し、怖いけれども怖すぎない絵本です。(でもやっぱり大人でも怖いですが。)

    息子はしかし、まだその怖さに気付いていないようで、「指切ったら痛いからダメだよね〜」などと言っていました。

    呪いの言葉の代償はとても大きかったのですね。人間の力ではどうにもできないものと戦うことを強いられた時代だったのかなと大人なりに解釈しました。

    投稿日:2011/09/17

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  • とてもこわい話です。

     男の子ばかりの家に待望の女の子が生まれました。女の子の洗礼用の水をくみにいったまま帰らない子どもたちに業を煮やしたお父さんは、「カラスになってしまえ」と言ってしまいます。大きくなった女の子はお兄さんたちがカラスになってしまったのを知って一人助けに旅立つという話です。
     話もさることながら、ホフマンの絵もリアルで私が小さい頃一番こわい話ナンバーワンでした。途中、子どもを食べてしまうという太陽や月が出てきたり、女の子が自分の小指を切り落として鍵にしたりと大人になった今でも内容を覚えていました。子どもができて久しぶりに本を購入し子どもに読ませたところ、じっとおとなしく聞いていましたが、どう思っているのでしょう。何度も「読んで」とせがまれるので、好きなんでしょうね。怖いもの見たさなのかな?
     ツベルガーの絵で同じ「七羽のカラス」の本がありますが、こっちのホフマンの絵の方がお話にマッチしていて私は好きです。瀬田さんの翻訳もすばらしいです。

    投稿日:2007/09/21

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  • 読み比べも

    怖さや不気味さを感じながらも、また読みたくなるような、ひきつけられるインパクトのあるお話だと思います。最初、今回のホフマンの絵はちょっと現代風で、初めて読んだときは、少し違和感があったのですが、何度か読んでいくうちに、やっぱりいいなあと思いました。いろんな作家さんが描いているグリムだからこそ、読み比べられるのも楽しいです。

    投稿日:2019/07/13

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  • こわい

    グリム童話ということですが、私は初めて読むお話でした。
    大人でも、怖いと感じました。
    不気味という感じもしますね。
    お話としてはハッピーエンドなのですが、読み終わったときに残る感覚は、ハッピーとは少し違ったものでした。

    投稿日:2014/06/16

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  • 怖さのなかに

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子2歳、男の子0歳

    なんとも背筋が凍る感じを覚えます
    どんなおばけ絵本よりもこのタイプのほうが心底
    こわいのです
    四歳の息子も真剣でした。
    指を切ったところが怖かったと素直な反応でした
    でもなぜか気になるようで何度も何度も
    読んでと持ってきます
    理解不能なところをわかりたいといった気持なのでしょうか
    どんなにハッピーな絵本より入り込んでいる感じがします

    最近息子に「言っていいこと悪いことを考えてから言葉にする」と
    よく言います。
    そんな時よんだこの本でお兄ちゃんたちがカラスになったものだから
    本当だ!とびっくりしてました
    荒いのですが、昔からのお話には感じさせられることが多いです

    投稿日:2011/11/21

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  • ホフマンのアレンジで少しホッとしました

    グリム童話『七わのカラス』を二人の作品で鑑賞しました。
    グリムの話自体は怖い内容なのですが、ホフマンの絵には少しホッとしました。
    この話の残酷さをストレートに描くのではなく、現代風にアレンジしています。
    兄弟が我先にと聖水を汲みに走って行った泉で、大事な壺を落としてしまったのですが、工夫すれば何となく取れそうなのです。
    成長した娘の服装は現代風にアレンジされているからか、近くにいる今風の女の子のようにも思えます。
    兄たちを助けにと向かった地の果てですが、ハイキングにでもでかけるような雰囲気です。
    カラスになった兄たちが閉じ込められたガラスの山は、ファンタジックなガラスドームとして描かれています。

    ここまで書くと、ホフマンの絵を批判しているようですが、このアレンジは決していやではありません。
    話の内容が不気味さを秘めているのですから、せめてあっけらかんと読んで、必要以上に子どもたちを怖がらせてはいけない。
    多分ホフマンはそう思ったのです。
    この絵本では、お兄さんたちの魔法が解けたことでホッとする部分と、最後はハッピーエンドで、子どもたちを怖さから解放してあげるような仕組みが感じられました。
    こちらの方が、子どもたちへの読み聞かせに向いているように思います。

    投稿日:2011/08/16

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