「あきまつりピーヒャラおはやしの日！」 みんなの声

毎日学校が終わると、秋祭りのお囃子のけいこに行くさとるです。

ちょっと自信をなくしてしまったさとるは、笛なんか吹きたくないと

けいこをさぼるようになりました。オオルリの美しい泣き声を聞い

て、オオルリから、「なんだか　とっても　楽しい　気持ちに　なった

んだ」と、褒められたので嬉しくなって、笛を吹いてみました。

「うまい　うまい！」と、褒められて楽しく練習したら、上手く吹ける

ようになったお話でした。楽しく思う気持ちと、褒めてもらって自信

が持てるようになってよかったです。

私が生まれ育った地域は，お祭りというと「夏祭り」だったのですが，転勤族で今の地域に引っ越しここでは祭りと言えば「秋祭り」なんです。
なので，こちらの絵本は今の我が家にとっては，親近感のわくお話に思いました。
イラストも可愛らしい絵本で，小さいお子さんから楽しめると思います。

小学生のさとるは、お兄ちゃんとお囃子の稽古に出かけますが、
なかなかうまく笛が吹けないのですね。
すっかりすねて稽古をさぼったさとるは、
オオルリや動物たちに出会って、笛のコツをつかむのです。「楽しいって気持ちが大事」という助言が、実に的確だと思います。
お祭りに関わる大人たちの姿も体感できます。
何より、お祭りの雰囲気がとても素敵です。
お祭りの豆知識もちゃんとあり、秋景色のお祭りをたっぷり楽しめそうです。