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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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もうすぐおしょうがつ」 みんなの声

もうすぐおしょうがつ 作・絵:西村 繁男
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2010年11月
ISBN:9784834025873
評価スコア 4.68
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みんなの声 総数 30
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  • 古き良き家族の年末

    ひろくんとゆうちゃんは、お正月休みに家族でおじいさんとおばあさんのうちへ出かけました。
    その日は再会の様子。29日からは31日まで一日ごとに、正月準備の様子が描かれています。
    家の掃除はもちろん、障子の張替えにお餅つき、商店街や露店での買い出し。おせち料理を作ってしまい湯に入って年越しそばを食べて新しい服を枕元に用意して、除夜の鐘つき。
    これでも全部書ききれない、事細かに描かれた家族の年末。

    2歳の娘が大いにハマって、季節も何もなく思い出したように持ってくる絵本です。
    時に自分で出してきては露店の人ごみをジ〜ッ。穴が空くほど見つめております。
    向きの関係で売っている物が描かれていない店が、いったい何屋さんなのか、それはそれはしつこく追及していました。
    正直うちは実家でもここまで丁寧に正月準備をしていないのですが、娘の胸にお正月は、こんな風に収まっているようでもあります。
    実家がそんなだから母もここまでの思い出はないにしても、小さい頃にに感じた大掃除や買い出しの感触が形のない思いとしてこみ上げてきました。
    わからないながらも刻み込まれていった自分だけの師走が絵になったみたいです。

    そしてこれを読んで餅つきにたいへん憧れていた娘。
    このたび幼稚園での餅つき初体験に、えらく喜んでいたと先生から報告を受けました。
    絵本と実体験が、またひとつ結びつきました(^^)

    投稿日:2006/12/19

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  • 日本のお正月

    • シーアさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子4歳、男の子1歳

    ひろくんとゆうちゃんという兄弟たちが、
    おじいちゃんやおばあちゃんの待つ田舎に帰り、
    大掃除を手伝い、お餅をついて鏡餅を作り、
    「おしょうがつさん」のために準備します。

    除夜の鐘を打ちに行ったり、
    私も小さい頃、夜中にお寺に行くのワクワクしたなぁ・・・とか
    懐かしく思い出しました。

    大晦日の市場の賑わいなんて、
    絵から声が聞こえてきそうなリアルさ!
    日本の昔ながらのお正月風景を描いていますね。

    この絵本、月刊絵本の「こどものとも」として発行されたのは1989年で、
    それが、ハードカバーとして発行されたのが2010年11月。

    ということは、20年の時を経ても、今なお、お正月の風景は、
    多少の変化や風化はありつつも、さほど変わっていないということ。

    だって、この絵本読んで、今も私たちは共感できるんですもんね!
    それってすごいことですよね。

    「成人式を迎えた絵本は本物」と言われていますが
    まさにその通りだと思います。

    うちも、お正月は田舎の旦那の実家に帰省で、
    雰囲気近いので、子どもも共感して読めました。

    投稿日:2011/02/13

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  • 田舎の正月を思い出すようです。

    今は、正月といっても、お店も開いているし、普段とかわりない生活が出来るようになったせいか、「お正月」が特別なものではなくなってきている気がします。
    そんな中で、このようなお正月を過ごしている家がどれくらいあるのかな〜。
    自分が小さい頃の、田舎の正月をなつかしく思い出すような絵本でした。

    みんなで大掃除をし、もちをつき、買い物に行き、料理を作り、みんなで食卓を囲む。そして、除夜の鐘を聞いて初詣。
    忙しい中でも、みんなが協力して働く姿は嬉々としていて、家族のあたたかさを感じます。
    こういう雰囲気を、子どもたちを一緒に味わいながら、もうすぐお正月だね、って話をしました。

    投稿日:2008/11/27

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  • 伝統行事としてのお正月

    昔ながらの、暮れからお正月にかけての、素朴で、温かな、日本の原風景が描かれた絵本です。

    大みそかには、家族みんなで大掃除、お節をつくって、お年玉、初もうで…
    日本ならではの、伝統行事。
    子どもたちにも伝えていきたいですね。

    投稿日:2017/10/23

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    1
  • 古き良き日本のおしょうがつ。

    ちいさいときに
    何度も読んだ絵本の一つです。

    表紙を見たときに
    「そうそう、これ読んだ〜」と絵の記憶はあるんですが
    (私が読んだときは
    こどものとも
    1989年12月号 でした)
    どんなお話だったかな
    と読んでみると
    これは、いい!!!

    お正月ってなんなの?という
    子供の疑問にすごーく分かりやすく答えてあげられる絵本です。

    でも、私の子供時代だとこの絵やストーリーが結構あうんだけど
    娘たちにとっては古く感じちゃうかなぁ、、
    でも、古き良き日本の時代を感じれるので
    子供に毎年読んでやりたい絵本です。

    ちなみに、裏表紙に福笑いをしている絵があるんですが
    なんだかそれに当時はまってしまって
    お手製の福笑いを作って
    友達と遊んでいました。
    子供には福笑いって
    うけるんですね♪

    投稿日:2015/01/11

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  • 生活が豊かになるぅ〜

    親も子供も大好きな西村 繁男さんの作品。
    動物が主人公なのに、人間の暮らしが違和感なく描かれています。
    しかも、親の世代ですら体験してきていない昔の日本。
    ふくわらいって福笑ってかくのかぁ・・・親も勉強になります。

    おせちりょうりってなに?とか、ふくわらいってなに?とか、質問がどんどん湧いてきます。
    これといったハプニングもなく、淡々と描かれているのに、息子は夢中。
    何度も「これ読んで」と言って持ってきます。

    しめかざりがスーパーにあった、とか、保育園で餅つきをした、とか、
    実生活とのつながりを楽しんでくれるので、本当に良い本に出会ったなぁ、と思います。
    本が生活を豊かにしてくれてることを実感できるすばらしい本だと思います。

    投稿日:2011/12/15

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  • じっくり味わいたい

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳

    絵本ナビさんのサイトで知って読んでみました。
    昔ながらのお正月のこまごまとしたディティールまで
    じっくり描かれていて、読むこちらもじっくり読みたいなぁと
    思わされます。

    年の暮れに親戚が一同に会し、大掃除をしたり、
    お飾りを飾ったり。
    市場のにぎやかな買出しも心おどるページです。
    登場人物たちがみな動物になっていて、お魚屋さんがネコさんだったり
    細かいところでナルホド〜なんて。

    それからおうちの雰囲気がいかにも昭和です。
    全体的に茶色いです。笑
    木造の隙間風もありそうなおうちで、半纏をまとう姿に
    懐かしさを覚えます。

    西村さんの絵は素朴で実直な感じが大好きです。
    お値段もお手ごろで買いやすいなぁ・・買おうかなぁ・・と
    思っているところです。

    投稿日:2011/02/18

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  • 餅つき

    子供の頃、家で餅つきしたのを懐かしく想い出しました。そうそう、朝早くからもち米を蒸篭で蒸して石臼で餅を搗きました。家族行事でした。家族一丸となってやりました。搗きたてのお餅の美味しかったことが忘れられません。お正月を迎える為に、大掃除、一六(市場)どれも
    絵本を見ていて懐かしくて胸がいっぱいになりました。お正月が特別だったよき時代を絵本が蘇らせてくれました。絵本っていいですね!
    その時代に気持ちをタイムスリップさせてくれる魅力があるんですから・・・・。思い出に浸れる至福の幸せも与えてくれるんですから・・・。孫にも餅つきを、絵本から教えるとこができてうれしいです。

    投稿日:2008/10/18

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  • 購入したい

    年の瀬の本なのですが、古き良き日本の原風景ともいうべき、年の暮れの過ごし方が描かれています。

    家族で大掃除をする、市場に行っての買出し、そのどれもに、昭和の時代の風を感じさせ、その風情にたっぷり浸れます。

    郷愁を感じる絵、細部まで書き込まれていて、とても気に入りました。

    息子も登場人物が自分の名前によく似た「ひろくん」だったので、自分の名前が呼ばれているように興奮していました。

    購入したいと思いましたが、絶版のようで残念です。

    投稿日:2008/05/07

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  • 年の瀬の絵本といえば、コレ!!

    読むたびに発見!思わず夢中になってしまう、西村繁男さんの絵本。
    まさに絵に描いたような「日本の年の瀬」。
    登場するのが動物ONLYというのも、いと おかし。
    じ〜っくり絵を読み遊びましょう!
    たとえば…主人公のひろくん・ゆうちゃん(注:イヌです)をはじめ、
    登場人物、ならぬ登場動物みんな、服は着ているけど裸足なの!
    何といっても楽しいのは、市場へのお買い物のシーン。
    キツネの兄ちゃんが「いらっしゃい〜」と言っていたり、
    イノシシの奥さんは、ウリ坊二匹連れていたり…。
    ウシのおじさんもお買い物。
    確かに似たヒトいる、と思わず笑ってしまいました!

    18年前に定期購読していた、“こどものとも”の一冊です。
    今年はこの本をかばんに入れて帰省しようと思っています。
    薄い(ペーパーバック)ので持ち運びやすいし、新幹線の中で息子たちと
    楽しむのにも、いいと思って。
    実家に着いたら、おじいちゃんおばあちゃんに読んでもらうのもいいな〜。

    “こどものとも”サマサマですが、ハードカバー化されないのでしょうか?
    クリスマス絵本はたくさんあっても、お正月絵本って少ない!
    (クリスマスの後は、みんなあわただしくなってしまうから?)
    この絵本を読みながら「もうすぐおしょうがつ」のわくわく気分を
    味わうのって素敵だと思うのですが…。

    投稿日:2007/12/20

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