実際に子供達にハガキを一枚ずつ渡して、絵本の指示通りに実験しながら読み進めました。「もっと強い形はあるかな?」等、問いかけているページでは、子供達自身で考える時間を十分にとって。科学絵本は色々な事を教えてくれますが、この絵本は受け身ではなく、自分で考えていくのでより一層心に残りやすいと思います。
「みなさんが、つよいかたちをみつけたら、わたしにそっと教えてくださいね」という結びの言葉を読み、息子は「もう、かこさとしさんはいないから教えられないね」と寂しそうに呟いていました。科学好きの息子にとって、かこさとしさんは師匠のような存在でした。