キンセンイシモチを食べようとしたら、うっかり口の中に卵を産みつけられてしまったウツボ。
これだけでも、ウツボ界では結構な笑い種でしょう。
その上、せっかくだから卵を孵して大量のキンセンイシモチを食べようと思ったまではよかったけど、稚魚たちに“おとう”だと勘違いされてしまって、たべることができなくなってしまうなんて!
まぁ、ウツボのひとのよさも相当ですが、稚魚たちの勘違い暴走ぶりも相当です。
たしかに、ここまで無防備に無邪気だと、食べられない(笑)
そして、大きくなった稚魚たちは、ウツボのもとから巣立ちますが、見送るウツボの呟きに、もの悲しさを感じました。
こわもてのウツボだから、いい味が出てる、あったかストーリーです!