いもとさんの描くキツネ、
柔らかそうな温かそうな毛の色と毛並みが、
子どもの頃から大好きです。
このお話は子どもの頃から知っていますが、
子を持つ親になると、感じ方が少〜し変わりました。
母ギツネの子どもを思う気持ち、痛いほど分かるようになりました。
・・・と同時に、
自分は足がすくんでしまう恐ろしい場所に、
私なら我が子を一人では行かせられないなぁ・・・なんて。
大事な大事な可愛い子だから、手袋をさせてあげたい。
でも、人間はとても恐ろしい・・・。
母ギツネのジレンマが、今ならとてもよく分かります。
我が家の子ども達は、どう感じるでしょうね^^
“人間は、動物達にとって恐ろしい存在にもなり得る”
ということを娘が理解できる年頃になってから、
読み聞かせしようと思います。