「おまたせしました 2」 みんなの声

タイトルと、五味さんの絵本だったので、図書館から借りてきまし

た。「おまたせしました」のみの絵本ですが、いろんな場面の登場

に、”くすっ”と笑えたり、”うふふ”となったり、”にたっ〜”となった

りしてにっこり出来ました。緑・白・黒の三色のみですが、火事が

緑色でも違和感を感じませんでした。�Aとなっているので、�@も探

してよみたいと思いました。

五味さんの本領発揮といった趣の一冊です。
「おまたせしましたー」というあらゆるシチュエーションが描かれています。
しかし、それは同じ調子でいう「お待たせしました」ではなく、
時にうれしそうに、時にしんみりと、時にせわしなくという場面設定で、
読み手の力量が問われる作品ともなっています。
私は、最後のページのカメがウサギに言うシチュエーションが好きです（＾＾）

ただ「おまたせしました！」・・・この言葉のみなのですが、ひとつの言葉でも色んな場面で使われていると、こうも違ってくるのか・・と、クスッと笑えてとても楽しめる１冊です！
短い言葉だけに想像力をかきたててくれるので、心を豊かにしてくれる本です。
先に２の方を読んだので１も是非読んでみたいです（＾＾）

前作に比べて、「おまたせしました」のバリエーションに富んでいる所が好きです。
それぞれの人間が色んな表情を見せている所もいいですね。

こうやって見てみると、日常の中に沢山の「おまたせしました」があるんだなぁと実感しました。

てんぐざるさんが感想を書かれていた、２の方も見つけてきました。
レストランでボーイさんが「おまたせしました」する１作目に対して、こちらは、実にいろんなシーンで、いろんな人（に限りませんね）が「おまたせしました」しています。
どちらかと言えば、１作目の方がわかりやすくまとまっていて、おもしろいです。
個人的には、スキーをはいてる人のところへ、「おまたせしました」と降ってくる雪のシーンが好きです。（ああ、早くスキーがしたくなってきた！）

五味さんらしいおもしろい絵本です。
「お待たせしました」って、いっちゃう場面をいろいろと描いてくれている作品です。
電気をまってるお家とか、あかちゃんの出産のシーンとか、火事を消しにきた消防士とか。
シュチエーションに合った五味さんの描く人の表情がいいんですよ。
２とあるくらいだから、１もあるんですよね。今度探してみようと思ってます。