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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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おじいさんならできる」 みんなの声

おじいさんならできる 作・絵:フィービ・ギルマン
訳:芦田 ルリ
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1998年06月
ISBN:9784834015270
評価スコア 4.84
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みんなの声 総数 44
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44件見つかりました

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  • 手づくりの良さ

    こちらでの評判をみて、とても読みたくなり早速図書館で借りた本です。

    赤ちゃんのときにおじいさんにもらった手づくりブランケット。
    使い込んで古くなってしまったとき、おじいさんが見事に子供用ジャケットに変身させてしまうのです!
    それがまた時を経て古くなると、今度はベストに!
    そしてどんどん小さくなりながらいろんなモノに変身させていくのですが・・・。

    どんどん小さくなっちゃうので最後はどうなるの?と思いますが、ラストシーンはなるほど!と納得。
    とことんまでおじいさんの手づくりブランケットを大切にする気持ち。
    いいですよね、これが手づくりの良さだと思います♪
    私も手づくりが趣味なもので、とっても共感しました。

    メインのストーリーのほかに、隠しストーリーも楽しめるんですよ!
    床下のねずみさん一家の様子や、主人公の妹が生まれて成長していく様子も、しっかり描かれています。
    すみずみまで見逃せない素敵な絵本です♪

    投稿日:2008/11/03

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    3
  • 物を大切にすることが理解できます

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    この作品は、イディッシュ語の「オーバーコートをもっていた」という歌が出典元。
    物を大切にするというユダヤ人文化の教えが、詰まっています。
    因みに、イディッシュ語とは、世界中で400万人のアシュケナージ系ユダヤ人によって使用されている言語のこと。

    この作品は、1992年ですが、2000年にシムズ・タバックが同じ出典元の作品「ヨセフのだいじなコート」を描き、コールデコット賞を受賞しています。
    タバックの作品の特徴は、仕掛け絵本になっていたこと。
    ヨゼフのコートに穴が開いているのですが、その穴の部分に凹凸をつけてあるのです。
    最初は、大事なコートなので、継ぎを当てていましたと始まるのですが、次のページでは、コートをジャケットに作り変えています。
    その繰り返しが、どんどん続くという物語なのですが、作り変える部分の生地が仕掛けになっているので、子供も釘付けにするはずです。
    また、絵も、水彩絵の具、グワッシュ、色鉛筆、インク、コラージュで製作しましたとあるように、作者が思いっきり楽しんでいるようで、見所満載でした。

    それに比すると、この作品は、絵が物語る作品と言えそうです。
    ストーリーは、同じく、おじいさんが作ったブランケットが古くなったので、おじいさんが次から次へと作り変えていく様を描いた物。
    ブランケット→ジャケット→ベスト→ネクタイ→ハンカチ→ボタンと作り直していくのですが、その描写が実に見事。
    二階建ての建物の断面を描く手法が取られているのですが、おじいさんばかりでなく、その人間模様も詳細に描かれているのです。
    生活様式が異なるのでちょっと難しいシーンもありますが、その生活感のある絵は、実に楽しい物です。
    しかも、地下にはネズミの一家も住んでいて、おじいさんのブランケットの切れ端で、服とかカーテンとかを作る様が描かれており、2度美味しいといった感じです。

    良く出来たエンディングも納得もので、何度読んでも新しい発見のあるオススメの作品です。
    個人的には、タバックの作品よりも楽しめました。

    投稿日:2012/02/05

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    2
  • ヨセフがうまれた時に おじいさんが ブランケットを縫ってくれました
    おや? 布のきれはしで  床の下に住む ネズミの家族にも注目しました

    ヨセフはブランケットがお気に入りでしたが だんだん大きくなって ブランケットも すっかり 古くなって お母さんが捨ててしまいましょうというのですが・・・・
    「おじいちゃんなら きっと なんとかしてくれるよ
    信頼しきっているヨセフ   おいじいちゃんは リサイクル名人ですね

    それに引き換え ママは 汚いものは捨てるというのですが・・・・
    おじいちゃんの存在がヨセフに取ったら 大きい良い存在ですね
    人々の生活ぶりが 描かれていて 表情も面白いし
    地下に住むネズミの家族も しっかりとした 家族ですね
     
    ブランケットはとうとう ボタンに代わりますが ボタンがなくなるのですが・・・
    オチでヨセフが考えたこと   ものを大事にして リサイクルすることの大事さが伝わる絵本です
    絵がなかなかいいです

    投稿日:2015/05/09

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    1
  • 男の子が、布→ジャケット→ベスト→→→ボタン、と古くなるたびにおじいさんがリメイクしてくれます。でもボタンをなくしたらそこでオシマイ。諦めるしかなくなったという話です。

    物を大事にする心が芽生えそうで良いと思います。

    でも、気になったのはすごくそっくりな同じように毛布→ベスト→ハンカチ→ネクタイ→くるみボタン、と隣の仕立て屋のおじさんがリメイクしてくれる絵本を先日読んだこと。どっちが古い話なんでしょう?よくある話なんですかね。

    タイトルを思い出せないので比較できないで残念ですが、文章力としては以前読んだ別のもののほうが引き込まれました。

    投稿日:2011/10/08

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    1
  • ネズミ一家がおもしろい♪

    以前、『ヨセフのだいじなコート』を読んだことがありました。
    この絵本も同じような内容だと聞いていたのですが、確かに似ていますけど、ヨゼフと床下のネズミ家族のお話の2本立てになっているからでしょうか?私はこっちの方が楽しかったです^^
    もちろん、『ヨセフのだいじなコート』の方も仕掛け絵本風で好きですけどね♪

    ヨゼフのブランケットがどんどんいろんなものに仕立て直されていって、その度に床下のネズミ一家ではその端切れを使い、服やカーテンを作っていくのが楽しくて、娘と夢中になって読みました^^

    ヨゼフがなくしてしまった最後のボタンも、ちゃんとネズミ一家の椅子になって、本当に最後まで「物を大切に!」の気持ちがあふれた絵本でした。

    投稿日:2009/03/28

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    1
  • いいよね この本!

    • ひげなさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子5歳、女の子3歳

    じわじわ きます。
    なんでも修理するより買った方が早いってこの時代に、このおじいさんみたいにものを大事に大事に使えるんだってことを子供たちは教わったようです。
    字が読めないこどもたちも、じっくり絵を見ることで楽しめる。
    本編の絵もさることながら、同時進行で進んでいくネズミの物語にもくぎづけでした。

    投稿日:2006/10/12

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    1
  • もう一つのお話

    とても器用なおじいさん。
    男の子のブランケットをコートに。コートをジャケットに、ジャケットをベストに。
    男の子の成長とともに、次々とリフォームしてしまいます。
    でもこの絵本がすごいのは、もう一つのお話があること。
    男の子とおじいちゃんのお話の下、というか床下で、ネズミたちが、作り直したときに出てくるハギレを、さらに上手に使っているのです。
    楽しい仕掛けに、ワクワクしっぱなしのお話でした。

    投稿日:2020/10/23

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  • 洋裁の得意なおじいさん羨ましい。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    ヨゼフのおじいさんとお母さんが実の親子なのかそうでないのかは知らないが、何というか、嫁と舅の目に見えない何かを感じました。何て言えばいいんだろう…もやもやする…こんな風に感じてしまう私は心が歪んでいるでしょうか…歪んでいるでしょうね…。

    投稿日:2017/11/09

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  • ステキなお返し

    このお話は、自分おお気に入りのブランケットが汚れてもおじいさんに例メイクしてもらう孫の男の子が主人公のお話でした。何度も作り直してもらうのですが最終的にその生地で作ったものがなくなってしまったのですが、その男の子はおじいさんに初めて物を作ってあげていました。それは、おじいさんが男の子にしてくれてきたことをお話にすること。とっても素敵なお返しに感動しました。

    投稿日:2015/07/29

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  •  ユダヤの民謡をもとにして作られたお話だそうです。

     傷んだり小さくなったけれど、ヨゼフにとっては愛着のあるブランケットやコート。お母さんは「もう捨てましょうね」といいますが、おじいさんの手によって、魔法のように次々に素敵なものに生まれ変わります。

     ヨゼフのおじいさんへの信頼の高さは格別。また、その期待に応えて、おじいさんが次々といろんなものを作ってくれるのが、すごいですね。

     単にモノを大切にする、始末するということではなくて、工夫して新しいものを生み出す楽しさがあるのがいいのです。

     更に、この絵本にはもう一つ楽しさがあって、床下に住むねずみの一家も同じように古い布(ヨゼフの持ち物をリメイクした時にでた余り布)を使ってあれこれ作っています。つまり、一冊の絵本の中で、二つの同じようなお話が同時進行しているという訳。そして、ねずみの一家の様子が、とっても可愛い!

     丁寧に、かつ 楽しんで描かれた絵本だと感じます。お話のオチも良いですね!まさに「SOMETHING  FROM  NOTHING」です。好きです、この絵本^^

    投稿日:2014/09/29

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