かあさんぐまが、坊やをだっこしながら子守歌を歌います。
それは、子ども部屋にいる、坊やの兄、姉にも届くのですね。
ところがある日、嵐でかあさんぐまが行方不明に。
寂しがる兄弟のもとに、あの、子守歌が聞こえてくるのです。
それはまねっこ鳥が覚えていた歌。
いつも眠ってしまって最後まで聞いていなかった子守歌は、
我が子三人、それぞれへの想いが、紡がれた歌だったのですね。
東日本大震災でお母さんを亡くした兄弟の実話がベースになっているそうです。
「未来へつなぐタイムレター」によって、お母さんの死後、子どもたちに届けられたメッセージ。
こんなこともあるのですね。
家族の絆を感じました。
感謝の言葉、大切にしたいものです。