エレベータの開けるや閉めるの矢印に興味をもっている、2歳8か月の息子に図書館で借りました。
表紙の絵が私の好みだったのも、借りた要因のひとつです。
そして、その期待を裏切らす、とても私好みのオシャレな1冊!
雨からお花畑にいくシーンは本当にステキ。
限られた色彩、絵の構図や余白の取り方がかなり洗練されています。
そして、「矢印」という抽象物でどのように話を展開させるかが興味津々だったのですが、
矢印を変身させることで、割と普通な、子どもにも違和感ない楽しいストーリーに仕上がっていたので、それもすごいなあと思いました。
息子も楽しかったようです。
私の個人的な感想ですが、子どもにはこのようなデザインセンスの素晴らしい絵本に小さいうちから触れさせておきたいと思いました。