作者は「東プロイセン」生まれ、とありました。ドイツの有名な絵本作家です。
作者は1881年生まれで、この絵本もドイツでは1905年ごろ出た絵本だそうで、それから1世紀以上全国的に人気のある作品だということです。(後書きに書いてありました)
ただし、日本で翻訳されたのは、2005年なので、日本人にはなじみの薄い作品になりますね。
優しく私的な情緒のある文章に、かわいらしく優しい絵。
登場する「ねっこぼっこ」たちは、草花の妖精か何かみたいな存在なのでしょうか?
うちの中(根っこのことろ)にいるときと、外の世界にいるときとでは表情も、服装も髪の色まで変えていて、細部まで、こだわりのある作家さんなのだなぁと、感心しました。
小さな子どもにはとても読みやすい話だと思います。特に空想したりするのが好きなお子さんにはお勧めですね〜。
漢字はあまり使われていないし、仮名もふってあるので、字さえ読めれば、幼稚園くらいからでも1人読みできると思います。