北極にあるサンタのおもちゃ工場が沈み始めた。
みんなのプレゼントが台無しになってしまう。
北極の氷が溶け出した原因を探しにサンタが出かけます。
南に飛ぶと汚れたベトベトの雲にぶつかりました。
墜落したサンタは出会った男の子イーサンと
いろいろなことを知ることになり・・。
サンタさんが出てきますが、クリスマス絵本としてはちょっと異色です。
アメリカの8才の男の子が「地球温暖化」について
みんなで考えたくて作ったお話しだそうです。
子供らしい視点で「環境」についてよく考えられていました。
世界各国の取り組みも紹介されていて日本も登場しています。
きっといろいろ調べたんでしょうね。
あとがきで、京都議定書にサインし、ハイブリットカーもつくり
日本はがんばっていると作者の彼はたたえてくれていますが、
まだまだ私自身の意識もうすいなとちょっぴり恥ずかしい思いでした。
サンタさんへ環境のプレゼントができるようにしていきたいねと
息子と話しました。
少し長めのお話しですが「勉強になるクリスマス絵本」です。
小学生のお子さんと話し合ってみてはいかがですか?