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たった ひとつの ひかりでも

たった ひとつの ひかりでも(評論社)

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のげしと おひさま」 ママの声

のげしと おひさま 作・絵:甲斐 信枝
出版社:福音館書店
税込価格:\398
発行日:2007年05月
評価スコア 4.44
評価ランキング 11,720
みんなの声 総数 8
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  • のげしに注目!

    道端でよく見かける「のげし」を主人公にした絵本です。

    芽生えたときから動くことのできない「のげし」。おひさまに「昆虫のように動きたい〜」と言ったとき、どんな答えをもらったのでしょか?
    そして「のげし」は動けるようになったのかな??

    娘もいつも見かける「のげし」もたんぽぽのような綿毛ができることを知って、白い花になるのを心待ちしているみたいです。

    甲斐信枝さんの丁寧に描かれた、温かみのあるイラスト。
    大人の私が読んでも、ほっとするような感覚を覚えます。

    投稿日:2007/04/06

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  • 道ばたでよく見かける

    道ばたでよく見かけるタンポポに似た草。「のげし」というんですね。
    かえるやありや蝶のように、自由にどこかへ行きたいと願うのげしのけなげな様子がよくわかるようでした。
    丁寧に描かれた挿絵に愛を感じました。素朴だけれど、見ているだけで心が温かくなる絵本でした。

    投稿日:2015/10/13

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  • 甲斐さんの植物絵本

    『たんぽぽ』を読んでから、作者:甲斐信枝さんの植物の絵本をみつけると、自然と手が
    伸びます。ここまで精密に、そして主人公が植物なのにストーリーがあるところがとても
    魅力的だからです。
    この話では、道端とかでよく見かける、結構生命力の強い雑草の“のげし”が主人公でした。

    “のげし”と聞いたら、どれくらいの人が正確に分るでしょうか? 
    でも、「ほら、花がタンポポみたいな、キクみたいな形だけれど、花はずっと小さくて、背が
    高い雑草で綿毛ができるやつ」と言えば、ああ!と分る人も多いのではないでしょうか?
    そして、答え合わせのように甲斐さんのこの本の表紙を見れば、そこら辺に生えてるよね...
    と一発で思い出すことでしょう。

    甲斐さんが『ちいさなかがくのとも』のこの号の付録の冊子で、「草の哀しみ」と題して
    こんなことをおしゃっていました。

    「いったん芽を出したら、生涯その場所を動くことのできないのが植物の宿命です。
    (中略)逃げることも抵抗することもできずに、運命を受けいれるのが彼等です。

    動物である人間の私からすれば不可思議な生きものとでも申しましょうか。

    声もたてず、表情も乏しい彼等との意思疎通はむつかしく、その心根はしるべくも
    ありませんが、それだけに、いえ、それだからこそ、私は彼等に対して、動物からは
    感じることのできない、奥深さを感じ、限りなく引き寄せられてしまいます。」
            (月刊『ちいさなかかぐのとも』2007年5月号折込付録より引用)

    この絵本を読んでいると、確実に甲斐さんは“のげし”と対話していて、その心を代弁
    しているんだなと感じます。

    なかでも、私が好きなのは、動けない“のげし”に動けるカエルが対比として最初は出て
    くるのだけれども、カエルが咲かなくなった“のげし”を心配したり、とうとう動き出した
    “のげし”を自分のことのように喜んだりするところです。とても素敵な友情だなと思いま
    した。

    そして、自然界は動物も植物も深い係わり合いがあるんだなと特に最後のページで
    実感しました。

    是非、甲斐さんにはもっともっと植物のストーリーを私達に語って欲しいです。
    科学絵本だからと敬遠せずに、とても可愛い話なので、是非、読んでみて下さい。
    とてもお薦めです。

    投稿日:2011/09/12

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  • ふわっと

    のげしの成長などの絵本かなと思っていましたが
    お話になっています。
    ちょうちょも蛙さんも飛んでいけていいなーって
    のげしは思っているんですが、
    最後は、綿毛をふわって飛ばして、飛んでいきます。
    じっとしている、のげしも
    最後は、両手を広げて空へはばたくような感じで
    すごく気持ちが晴れやかになりました。

    綿毛のページは子供と一緒に
    ふーってします。

    投稿日:2011/04/16

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  • そこにストーリー

    • ちびびさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子3歳

    のげしとたんぽぽの違い、解説にでも欲しかったです。
    そして欲をいうならば子供達には馴染み深いたんぽぽの
    方がより気持ちを近づけて読めたのに・・

    たんぽぽの黄色い花と白い綿毛が同じものの変化だと
    いうことがまだまだ納得いかなかった息子には
    ちょうど楽しくわかりやすく、の内容でよかったです。
    図鑑で説明を読むのは簡単だけれど
    そこにこうしてストーリーがついていると
    子供ってぐっとひきつけられますよね。
    真剣に聞いている様子が嬉しかったです。

    投稿日:2007/06/13

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  • ふう♪

    たんぽぽのわたげを『ふう』と呼んでいる娘。
    単純にふうぅ〜っと飛ばすからふう。
    そのわたげ(のげしのだけど)ができるまでの感動のドラマ・・・
    娘はやっぱり自分の好きなたんぽぽのほうがよかったようで
    反応はいまひとつでした。残念。素敵なお話なんですけどね。
    もう少し大きくなったらまた読もうっと。

    投稿日:2007/06/11

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  • 空高く飛んでゆけ!

    お馴染み小さなかがくのとも!
    普段余り気にしてないのげしのはな。そののげしのはな
    を題材に繰り広げる旅立ちのお話しだよ!

    のげしや植物たちは根付いたところからは離れられない物。
    そんなのげしの花がありやカエル、
    いろんな昆虫たちがあっちへ行ったりこっちへ行ったりするのを
    うらやましそうに見つめるばかり。

    でも、のげしにもとうとう旅経つ日が来たよ!

    空高く舞い上がるのげしの花のわたげに、
    どんどん、どんどん高く飛んでゆけ!!希望をたくさん込めて
    もっと遠くまで旅ができることをお祈りしました。

    植物の冒険はこうして始まるんだな〜
    すごく壮大なのに繊細なんだな〜

    細かい挿絵がのげしの気持をいっぱい表してて
    とても素敵でした♪

    投稿日:2007/06/01

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