仙人とねずみ」 ママの声

仙人とねずみ 絵:プリーダー・パンヤージャン
訳:ふせまさこ
出版社:新世研
税込価格:\1,760
発行日:2002年
ISBN:9784880121154
評価スコア 4
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  • 仙人の対処法が面白いなと思っていたら

     表紙絵に魅力を感じて、手に取りました。
     な〜るほど、やっぱりタイの方の作品でした。
     仙人が、ほんと仙人っぽい。
     大きいとは、小さいとはどいうことか知りたいと、瞑想に入っていたようです。
     そこへねずみがからすに追いかけられ逃げてきました。
     からすを追い払い、ねずみに食べ物を与える仙人。
     と、そこへねこが…。
     仙人の対処法が面白いなと思っていたら、この繰り返し。

     最後には、恩知らずのねずみに呆れてしまいました。
     さて、仙人はここから何を悟ったのでしょうか。

     小さいお子さんでも、楽しく読めるお話しだと思いますが、大人の方は考え込んでしまうかもしれません。

    投稿日:2010/04/16

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  • ねずみくん・・・

    仙人は、猫に捕まえられそうなネズミを哀れに思い、
    おまじないをかけてネズミを猫に変えて助けてやりました。そんなことを繰り返すうちにネズミの謙虚さが失われて
    目に余る行動を取るようになり、とうとう・・・

    世の中のあらゆるものはそのもの自体の大きさでは無く、
    それぞれの本質を高めること!
    決して、権力を盾に過ごしてはいけない。
    本来の自分を見つめて、磨き上げることが必要不可欠ではないでしょうか?
    小さな動物、ネズミをうまく題材に取り入れたところが
    昔話のおもしろいところですね☆〜(ゝ。∂)

    投稿日:2007/04/30

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  • 哲学的です

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    瞑想する仙人が、おおきいこと、ちいさいこととはどういうことかを考えています。
    ちいさいものは、おおきいものに力では勝てません。
    ちいさいものが、おおきくなったらどうでしょう。
    ちいさいときのことを忘れて、謙虚さを忘れてしまいます。

    この絵本は、とても深い意味があって、ただ体の大きさだけでなく、
    権力や財力の大小についても考えさせられます。

    投稿日:2007/04/26

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