「おかずたちのおでかけ」 ママの声

おかずたちがおでかけをする。
子どもたちは美味しそうな卵焼きに釘付けになりました。困っている友達がいたら自分から助けてあげる優しさが感じ取れる絵本です。

美味しそうなおかずたち

一体どこに出かけるのかな。

読んだ後に6才息子は寒いからその服にしたんだね！と納得顔。じっくり子たちと眺めていると発見がある素敵な絵本です。

ちょっとずつわけあう喜び。それは「お弁当」に通じるものだと思います。最後のページをめくった瞬間、「そっか、だからか」と腑に落ちる素敵なお話でした。この絵本を子どもと読んで、この絵本のとおりのお弁当をつくってみたくなるお話でした。

おいしい物を可愛らしく描くのがとっても
上手なさとうめぐみさん。
可愛いおかずたちがお互いを心配し
気づかう優しさ。その優しさに喜び
感謝する心。可愛いおかずたちのちょっとした
やり取りの中に大切なものが詰まっている一冊。
子どもたちがこんな風にお互いを思いやれたら
素敵だな〜と思います。園の子ども達にも
この本を通してお互いを思いやる優しさを
伝えてあげたいなあと思います。

登場するおかずたちが皆くりくりとしたかわいらしい目をしていて、それだけで好感が持てる絵本です。

おかずたちが順番に駅のホームに登場するのですが、それぞれが少しずつ不満を持っています。
それを知った別のおかずたちが、自分の持っているものを少しずつ分けてあげます。
少しずつなので誰も我慢をすることなく、親切をした喜びを抱くことができます。

これなら、小さなお子さんたちも真似をすることができそうです。
幼稚園や保育園でこの絵本を読み聞かせしたら、みんなが少しずつ親切をして喜ぶことができそうです。

かわいらしいキャラクターが続々と登場しページをめくる度に大興奮！！！優しさ溢れるそれぞれの気遣いにほっこりしながら読んでて笑顔になりました。おかずたちのメニューでごはん作ってあげたくなっちゃいます！
細いとこまで全ての絵が繊細で子供がしっかり絵を見てるので読み聞かせる場合にはゆっくり読んであげた方が良いと思われます。

さとうめぐみさんの描く「おかずたち」ですって。
まあまあ、期待通りのキュートさです。
お出かけで電車待ちの様子ですが、
何と言っても、連鎖する思いやりに心がほっこりです。
おかずならではの思いやりの光景がいいですねえ。
そして、ラストでは素敵な着地に拍手！　
なるほど、なるほど。
おかずたちの造形がスタイリッシュでキュート。
プリン岳にうなりました。
もちろん、美味しそうなのは、言うまでもありません。