最後のページ以外は全く字がありません。とってもシンプルなのに、とっても奥が深いです。雨の降り方もいろいろ、それを表現する日本語(ぽつぽつ、ざーざーなど)もいろいろ、雨を喜ぶ動物もいれば、いやがる動物も。いかにお話を作れるか、読む親のほうが試される感じです。にわとりとひよこ、かえるとおたまじゃくし、のように、親子で一緒の動物が多いのもいいなと思いました。
子供たちは、保育園で覚えてきたかたつむりポーズ(チョキにした左手甲のうえにグーの右手をのせる)をしたり、動物の表情を見て「にこ〜」と言ったりして楽しんでいます。雨降りの日に「雨だよ」と言うと、この本を出してくることもあります。子供たちが大きくなったら、お話を作って読んでもらうのが楽しみな本です。