3歳の娘が、図書館で借りてきた絵本です。
毎晩、毎晩『これ読んで』ともってきて、久々に夢中になった絵本です。
2週間の貸し出し期限だったのですが、さらに2週間の延長を申しでたくらい・・・。
3歳児には、少し難しいかな?と思うような表現もたくさん登場します。『血小板』『フィブリン』など・・・。
でも、たくさんの子供たちが登場し、自分の意見を言いながらの絵本の構成に、まるで、自分もこの絵本に参加しているような感覚で、すんなりと読みすすめることができました。
転んで膝をすりむいて泣いているような時でさえ、『ほら、今、血小板やフィブリンが、この傷口に集まってきてるよ。固まって、かさぶたくんができるよ』と言ってやると、泣きやんで傷口を観察するほどの入れこみよう。
かさぶたが出来上がってからも、『かさぶた、剥がそうよ』という私に、『今は工事中で、新しい皮膚を作ってるんだよ! このかさぶたを剥がしちゃダメだよ!!』と、かさぶたを楽しみにしている様子さえ伺えます。
子供目線で、非常にわかりやすく、『かさぶた』について描かれた絵本。
子供の『なんで?どうして?』心に、きっちりと答えてあげられるのが、親としてもとても嬉しいです。