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こねこのトムのおはなし」 ママの声

こねこのトムのおはなし 作・絵:ビアトリクス・ポター
訳:いしい ももこ
出版社:福音館書店
税込価格:\770
発行日:2019年11月01日
ISBN:9784834084832
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,220
みんなの声 総数 14
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  • あるある!です(笑)。

    ピーターラビットの絵本シリーズは,うさぎのピーターが主人公なのは第1話のみで,毎回違う主人公なのも新鮮で面白いですね,
    今回は3匹の子猫たちが主人公。
    動物のお話だけど,人間の子供たちにもあるある!です(笑)。
    よそ行きの服は出かける寸前に着せないとダメですね〜そうしよ!

    投稿日:2018/01/23

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  • よそゆきの服

    ピーターラビットのシリーズから数冊借りてきた中の1冊です。同じく猫の話の『モペットちゃんのおはなし』が気に入った息子は、同じような話だと期待していたようですが、こちらの方がやや大きい子向けでした。

    お客さんが来るからという理由で窮屈なよそ行きの服を着せられた子猫が話題なのですが、(そんな経験がないからか?)あまりピンとこなかったようでした。

    対象年齢の違いというより、時代が違うのかもしれません。

    投稿日:2011/05/13

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  • 子どもの日常

     娘といっしょに読んだ4冊目のピーターラビットの絵本です。
    「ピーターラビットのおはなし」と同じ始まりですが、こちらは、ねこのきょうだい。数も4匹でなく、3匹です。「ピーターラビット」を読むときは、必ずこの部分をいっしょに声に出して読む娘・・・こちらも初回からすぐに名前を覚えたがり、“Their names were Mittens Tom Kitten and Moppet.”と、いっしょに読んだ後、今度は、誰がどの子なのか、顔と名前を結びつけるのに一生懸命でした。
     この絵本の魅力は、何と言っても、こねこたちの子どもらしい表情だと思いますが、ページごとに、その愛くるしい純真無垢な子どもの姿に出会えて、とてもうれしくなります。お母さんがモペットちゃんの顔をごしごし洗っている後ろで、目を丸くして立っているほかの2匹。ぴちぴちの服を着せられたトムも、まん丸目玉になっちゃいましたね。娘は、お母さんがいたずらトムにひっかかれて、ぺろっと手をなめている絵が大好き!
     よそ行きのおしゃれな服を着て、外へ出て行く3匹ですが・・・次々と目の前に現われる楽しいことや、予想外のハプニングに、子どもの本能が顔を出し始めます。だんだんと服が汚れ、脱げていき、着飾った「見せかけの姿」から、子どもらしい「本来の姿」へと戻っていく様子が、砂場や森で遊ぶ我が子の姿と重なって、ふっと笑ってしまいます。娘もまた、こねこたちと自分が重なるようで、お母さんが服を着ていない3匹のこねこを見つけると、「わあ〜、大変!」と大慌て。そして、お母さんに首をつかまれて、ぴしゃりとお仕置きをされてしまう3匹に、同情しながらも、やっぱり可笑しくて、笑いをこらえきれない娘でした。
     ピーターラビットのお話はどれも、決して親が子どもに媚びず、叱るところはびしっと叱り、見守るべきところは子どもの意思に任せる、という子どもへの接し方が、子育ての上でも共感できるところです。

    (編集部注:洋書版「The Tale of Tom Kitten」に寄せられたレビューです。)

    投稿日:2009/01/06

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  • 成行きに笑ってしまいました

    先に「モペットちゃんのおはなし」を読みました。このお話だと、ミトンとトムとモペットは三人兄弟みたいです。

    ある日、お母さん猫が、お友だちをお茶会に招待することになりました。お母さんは子どもたちをきれいに洗って服を着せ、しばらくの間外に出します。

    読みながら、私は「ここで外へだすのはまずいのでは?」と思ったのですが、案の定子どもたちが、服を汚さないわけがありません。

    当然の成行きのように服は汚れていきます。そこでなぜか登場するあひるさんたち。あひるさんたちは、事もあろうか服を着てしまいます。

    あひるたちの行動には笑ってしまいました。でも、親だったら絶対に笑えない展開です。

    ハチャメチャな子どもたちというわけではないのでしょうけれど、3匹のねこがいたらきっとお母さんの思うようにはいかないでしょうね。

    お母さん猫には同情しつつ、成行きに笑ってしまいました。

    投稿日:2008/01/25

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  • お母さんと子供のバトル

    • イザリウオさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    ピーターラビットの絵本第一巻を購入して以来、全部読みたくなってしまった私。子供も面白かったらしく、親子で夢中になっています。
    このおはなしは、かあさんねこの見栄っぱりが、最後には失敗のもとだったのですが、かあさんねこの気持ちは同じ母親としてよ〜くわかります!が、子供というのはこちらの言う通りにはいかないのが常でして、どこの世界も!?同じだなあと苦笑しながら読みました。
    このおはなしは子供にはあまり面白くなかったようですが、また違うお話を読みたいと言っています。楽しみです。

    投稿日:2008/02/24

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  • 子どもの奔放さに脱帽

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子8歳、男の子8歳

    お母さんがお茶の会の準備をする間、外で待つように言われた、こねこのミトン、トム、モペット。
    きれいな服を着せられ、外に出されたまでは良かったのですが…。

    お母さんから「服を汚さないようにね!」と口を酸っぱくして言われた3匹でしたが、遊んでいるうちに服は汚れ、しまいには脱げてしまいます。
    そして、家に帰ってからも、まだまだはちゃめちゃは続きます…。
    子どもって、そうそう、こんなものよね!と、読んでいて大笑いでした。
    折しも、先日見た映画「ミス・ポター」の中で、ポターとバートラム(ポターの弟)が同じように服を汚して家に帰ってくるシーンがあり、「トムのおはなしからとったシーンに違いない!」とうれしくなりました。

    タビタおくさんと子どもたちだけでなく、あひるのジマイマまで登場するこの絵本は、ピーターラビットシリーズの中でも、特に印象深い一冊です。
    あひるが今も池でしきりにもぐる理由もわかりました。(笑)

    投稿日:2007/10/11

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  • なんだか異文化にふれたような

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    ピーターラビットのシリーズは何冊か読んだことがありますが、文化が違うせいかなかなか共感できることが少なく、中には「何?この話?」と拍子抜けするのも多いです。

    でも、このお話は普通に絵本として楽しめました。
    本のサイズが小さめなので、時々顔を近づけて絵を見ないと子供には分かりにくい部分があったのですが、この不思議な雰囲気を十分に楽しみました。

    特にぼろぼろに脱いだ子猫たちの服を、あひるが着ているところがなんともかわいかったです。
    当然子猫たちはお母さんに怒られるのですが、おめかしさせて外に出して、服を汚さないでねっていう注文は子供には絶対に無理でしょう。と思いました。

    読み終えると、なんだか異文化に触れたような感覚になるのは不思議です。
    子供はこの本のサイズと絵のかわいらしさひかれて、随分小さいころからシリーズを手にとっています。

    投稿日:2007/07/25

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  • ピーターラビットの絵本4

    夫婦でイギリス好きなので、子供たちにもイギリス文化を味わってもらいたいなあ、と常々思っていたので、4歳を前にこのシリーズを少しずつ、読み始めました。
    トムのお母さんは、きれい好きで、怒りっぽい。「お母さんみたいだね」と娘に言ってみたら「うん」といわれてしまいました(反省・・・)。
    アヒルが水面に浮かびながら、顔を見ずに突っ込んでえさをとる姿を、「トムたちから奪った洋服を探している」としてお話が終わるところが、面白かったです。時どき、読み手に向けて話しかけてくるようなところも気に入っています。

    投稿日:2006/08/16

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  • 「うちの子そっくり!」と思う筈!!

    小さいお子さん(特に男の子)をお持ちの方なら誰でも、「うちの子そっくり!」と思う筈です。 ピチピチの服を着てボタンがはじけてしまったシーンの、トムの表情がかわいい!! お利口さんにしているようにと言われているのに、案の定やりたい放題で洋服を台無しにしてしまいます。
    最後は部屋で大騒ぎ!
    わんぱくなトムに、子供も親近感を持つようです。

    投稿日:2006/04/14

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  • あ〜あ!

    ポターの描く、猫の三兄弟がなんとも愛らしい一冊です。

    今日はおきゃくさまがいらっしゃるので、
    ミトン・トム・モペットの猫の三兄弟は、おめかしです。
    おかあさん猫に、顔をあらってもらい、毛皮にブラシをかけてもらい、
    しっぽとヒゲをくしでとかしてもらいました。
    最後は、うつくしいよそいきの服をきて、さあ出来上がり。
    おかあさんは、ねこたちに、おとなしくしているようにいいつけます。
    けれど、おかあさんが子供達を外にだしてやったのは失敗でした。
    だって…

    想像できる展開どおりに、お話は進みます。
    でも、それでもやっぱり面白い。
    「ああ、やっぱりこうなったよ」といいながら、クスクス笑ってしまいます。

    外にでた猫たちは、あっという間に服を汚します。
    そして、あひるのパトルダックさんたちに、その服をとられてしまいます。
    このあひるたちの様子ときたら!
    猫たちはその後、こっぴどくおかあさんに叱られてしまいました。

    やんちゃな子猫の兄弟と、苦労が報われなかったおかあさん猫。
    そして、なんともおかしなアヒルたち。
    それぞれが、それぞれに愉快なお話です。

    投稿日:2006/03/15

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