絵は梅田俊作さんです。
骨太なリアルな感じの子どもたちが生き生きと動いています。
特に主人公のやすし君は本当に活発でげんきですね〜。
私も、やすし君みたいな子は大好きです。
読んでいて感じたのですが、靖君や登場する子どもたち動物たちを見て思ったのですが、梅田さんはこの作品をとっても気に入って書かれていたんじゃないでしょうか。
短い児童書といってもいいくらい絵本としては、ややページ数がって長めです。
でも、とっても心が温かくなる素敵な作品ですので、5,6歳くらいから小学校低学年くらいのお子さんたちに読んであげたいです。
大作家である長崎源之助さんに一言申してもよければ、
「タイトル」…!
もう少しこのお話の“やすし君”をドド〜ンと持ち上げるようなものにしてくれたら、もっともっと子どもたちの目に入って、手に取ってくれる気がします。