3歳の娘と読みました。
舞台はとある動物園。
ぽつり、ぽつりと、雨が振り出すところから、
お話が始まります。
かばくんはどうして雨が振ると嬉しいのかなぁ。
そうボソッと漏らした私に、娘がひとこと。
「だって、カバくんは、水の中でおよぐのが、すきなんだよ。」
おぉーなるほどー!
眼からうろこの一言でした。
水の中でおよぐのが大好きなかばくんが、
洪水から他の動物たちを守るお話。
「水、泳ぐのがすき」というのが話の大黒柱になっているのを、
最初の雨のシーンで一瞬にして見抜いた娘に脱帽でした。
やっぱり大人になると頭が硬くなるのかな・・・。
子供の柔らかな発想を認識させられた一冊でした。