お友達に紹介されて読んでみました。
タイトルや表紙の雰囲気から
マジメな絵本なのかなぁっと思っていたのですが
意外や意外、とってもユニークで
思わずクスクスと笑ってしまう場面がいくつもありました。
散歩の途中で偶然出会った1羽のペンギン。
男性とペンギンが空を飛ぶまでの流れを
ユーモラスに描いた絵本です。
絵のことはよくわからないんですけど、
こういう鉛筆で描かれた絵本って珍しいなぁって思いました。
ところどころに色がついているものの
殆どは白と黒の絵。
そこに何ともいえない味を感じました。
文章は短いのですが
子どもには難しいなぁっと思います。
目標に向かって試行錯誤をするのは誰しも経験すること、
その過程の中で、一番目標に近づけることのできる
画期的なものっていうのが「自信」なのかな。
思い込みだろうと何だろうと
信じて行動してみることが大切なんだ、
最初からペンギンは飛べないと決めてかかるんじゃなく
色々な方法を試してみる、
動くこと、そして自信を身につけること、
それが目標を達成する上で大切なことなんだ!
なんてことを思いました。
「空の飛びかた」というタイトルだけだけど
実はとても深いお話なんだと思いましたし
その絵一つ一つをとっても
味わい深いなぁって思いました。
やっぱり子ども向けじゃないかもしれません。