新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

あなたをずっとずっとあいしてる」 その他の方の声

あなたをずっとずっとあいしてる 作・絵:宮西 達也
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,540
発行日:2006年01月
ISBN:9784591089842
評価スコア 4.77
評価ランキング 650
みんなの声 総数 119
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  • 涙が止まりません

    マイアサウラのお母さんと、ティラノサウルスの子どもハート。お母さんは一生懸命、ハートを育てたのに、ずっと一緒に暮らすことはできない…。本当に胸が潰されそうな気持ちになりました。

    今は赤ちゃんの息子でも、いつか自分の手に負えないときがくるのかな…私はどんなことがあっても、息子に向き合って育てていけるだろうか、この絵本を読むと、自分を試されている気がします。

    最後に赤い実がたくさん積まれている様子は、ハートとお母さんの切ない悲しみが表現されていて、涙が止まりませんでした。

    投稿日:2020/07/24

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  • マイアサウラのお母さんは 卵をみつけて 自分の卵と同じように育てるのです
    優しい母親の愛情をいっぱい受けて、育てられますが・・・・ らんぼうものの ティラノサイルスの赤ちゃんだったのです。
    悩んだお母さん でも 捨ててはおけません出した! 自分の子ではなくても捨てる事はできません。 涙を流すお母さんの優しさに感動です!(なかなか できることではありません)

    二人を同じようにかわいがりライトとハートという良い名前を付けてくれました

    この母親の優しさ ライトが ティラノサイルスだと おじさんに言われて お母さんにはなしますが ちがう!  お兄ちゃんよ そんなこといったら 許しませんよ!
     きっぱりと そう言い切るお母さんのすごさ! 

    この言葉に 私たち人間へのメッセージが 込められています!!

    だんだん 大きくなり 別れの時が来ます
    このときの母と子供のティラノサウルスの気持ちは 複雑でしょうね

    お互いに愛すればこそ 悩みますが 
    「あなたが どこにいても いつまでも あなたを あいしている」
    この愛の言葉 
    涙が出てきますね! 
    母の涙のふかさ
    ティラノサイルスのつらさが 心に残りました
    深いお話でした!(心にとめて・・・・) 

    投稿日:2010/11/06

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  • 本当の子と拾った子

    恐竜好きの子に読んであげました。
    いろんな恐竜を知っている子には、現実感が持てないのと、多少話が長すぎるので、途中で飽きてしまったのですが、母親は子どもをなだめながらも、ハートとお母さんの関係に、感慨を深めてくれました。

    自分の卵と拾った卵を分けへだてなく抱いていたのに、生まれてきたのは天敵のティラノサウルスでした。
    自分を母親と思ってくれるその子を、お母さんは捨てることができずに、我が子のように育てました。
    そんな子も、いつか本当のことを知る日が来ました。

    育ての親と産みの親がいかに子どもに愛情を持てるか、本当の親であっても、揺らぐことなくわが子に愛しみを持ち続けられるか、ちょっとした問題提起になっている絵本です。

    子どもの立場からと、親の立場からと、2面的に考えさせられました。

    投稿日:2022/08/13

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  • 涙なくしては読めない・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子17歳、男の子14歳

    母の愛情を最大限に表現してくれている、お話で何度読んでも涙があふれてきてしまいますね・・・
    お話の中では自分の卵と拾ってきた卵を育て、成長して姿かたちが全く違うことに対しても、母の愛情は変わることのない永遠のものだと断言してくれています
    ある意味、反抗期を迎え予想のつかない行動に出る、思春期の子供に対しての母の気持ちを表現しているようにも受け取れました
    今まさにその最中にいる私は、この絵本によって救われる思いです・・・

    投稿日:2008/12/25

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  • おかあさんの思いが伝わればいいね

    「おまえうまそうだな」から宮西先生のファンになりました。ティラノサウルスが必ずでてきて、どのティラノサウルスも本当は乱暴なのだけど宮西先生の手にかかったらやさしいのですよね。

    この「あなたをずっとずっとあいしている」のティラノサウルスも「ハート」(心)という名前をつけられて優しい子供に育っています。でも自分はマイアサウラの子供だと思っていた。それがいきなりティラノサウルスと言われたらかなりショックでしょうね。

    でも大丈夫やさしいマイアサウラのおかあさんのあなたをずっとずっとあいしているという思いが伝わったら、一人でもなんとかやっていくと思います。

    投稿日:2007/03/16

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  • 親子のキズナ

    • キャメさん
    • 20代
    • その他の方
    • 栃木県

    マイアサウラのお母さんが拾ってきたティラノザウルスの卵。
    育てるうちに自分の正体に気付く子供。

    生物界の弱肉強食の世界を背景に繰り広げられる、親子の愛を感じることができます。
    近くにいることだけが愛ではなく、自分のできる精一杯で愛を返そうとする子供の姿に心打たれました。
    結末は悲しく、涙が出てしまいます。しかし悲しいだけではなく、逢えなくとも親を想う気持ちと子供を想う気持ちがしっかりと伝わってきます。

    投稿日:2007/01/08

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  • 親子で愛情を確認できる本

    • 若葉マークさん
    • 40代
    • その他の方
    • 千葉県
    • 男の子10歳、男の子5歳

    この本を店頭で見かけたとき、立ち読みしながら泣いてしまいました。そして買って帰り家で子どもたちに読み聞かせたら小学生、幼稚園児、私の3人でそろって泣いてしまいました。

    そして 泣きながら読み聞かせる親のほうは母親の悩みや決心、わが子との別離のつらさを思い、子どもたちは親と離れなければならなかった子どものつらさを思っていたようです。

    読んだ後、親子でお互いをいとしいと思い、大切にしたくなる本です。思春期や反抗期を迎える直前の子どもとそのお母さんに特におすすめの本。

    投稿日:2006/12/03

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  • 本当に大切なこと

    • 蒼葉さん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 群馬県

    この絵本は本当に大切なことを教えてくれます。
    その大切なものは「愛情」です。
    どんなときも励ましてくれるのは、「家族」。
    「家族」と「愛情」は必ず結びついている存在だと思います。

    アイマサウルスのお母さんが拾ったたまご。
    それは、天敵のティラノサウルスのたまごだったのです。
    迷いに迷ったお母さんの出した結論とは・・?

    読み終わったときには涙がほほを伝っていました。
    大切なことをまたひとつ学び、またひとつ宝物が増えました
    家族とは何か、愛情とは何か、そんなことを教えてくれる本です

    投稿日:2006/09/09

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  • 涙の出るお話

    本屋さんで、はっきりとした線で描かれた恐竜とこのタイトルのミスマッチに目をひかれました。

    やさしいマイラサウラの母親はあるたまごを孵化します。名前はハート。実はそれはティラノサウルスだったのです。

    自然界のピラミッドで、上と下、つまり捕食するものとされるものの関係で「親子の愛」が成立するかというお話です。

    これだけ読むと「似た話ってわりとあるよな」と思ってしまいますが、このタイトルと絵は斬新ですね。

    私がこの本を手に取っていると、後から来た3才くらいの男の子が平積みされた一冊をとって熱心に見入っていました。

    表層的かもしれませんが、小さい男の子でも手に取りやすいこの「恐竜」という主人公と、版画を思わせる荒い線は絵本にめずらしくていいと思いました。

    投稿日:2006/05/01

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  • とても

    • ナタルさん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 青森県

    感動的なお話でした。たとえ、種族がティラノザウルスであっても、ハートはハートなのになと思いました。種族の別によって、偏見が生じてしまうことはとても悲しいことだと思いました。お母さん恐竜の気持ちも切ないほど伝わってきて、涙が出そうでした。

    投稿日:2006/03/15

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