「フトッチーニとホソッチーニふゆ クリスマスの巻」 なかなかよいと思う みんなの声

図書館から借りてきて、５歳と１０歳の娘たちと読みました。

どろぼう兄弟の、フトッチーニとホソッチーニ。
寒い寒い北の国で、泥棒しようとすごく立派な家に
えんとつから入り込んだ２人。
なんとそこは孤児院で、２人は子供たちにサンタクロースと間違われてしまいます。
子供たちとクリスマスの準備をすることになってしまったフトッチーニとホソッチーニ。
２人の運命や、いかに？！

子供たちが、フトッチーニがメキメキともみのきを倒す所で大笑いしていました。
そして最後のオチにも、あはは！（＾＾）♪

フトッチーニとホソッチーニ。
ただの悪い泥棒ではなく、心優しい泥棒なので、
なんだか憎めないんです。

途中で出てくる歌は楽譜がちゃんと載っていましたが、
結構難しくてすぐには歌えませんでした（笑）。

クスッと笑えて心温まるクリスマス絵本でした☆

泥棒でも子供たちは正直だから、良い人と悪い人の区別がつきます。フトッチーニとホソッチーニの泥棒兄弟はお人よしだから子供たちには、良い人に映ったと思いました。泥棒家業は成功しないがよいに決まっています。歌を歌う人もいい人だと思うし、子供たちの為のクリスマスプレゼントに考えるのも素敵です。心がこもっていて最高のプレゼントだと思います。孤児院でも明るい感じな絵が気持ちが明るくなるからいいです。泥棒兄弟の服装も明るくて、太っちょさんには、明るい色がますます太く見え、やせっぽっちさんには、緑系でやせて見えます。私はふとっちょなのに、緑系の服を着ます。たまには、このふとっちょさんのように明るい色の服も着たいと思いました。最後の落ちには、とても笑えました。

ほねほねさんシリーズが大好きでそれ以来作者であるにしむらあつこさんの作品を注目するようになりました。この絵本もにしむらさんが絵を担当していらっしゃる作品だったので選びました。内容も今の時期にピッタリで嬉しくなりました。主人公の兄弟達がとても個性豊かで優しいので魅せられてしまいました。さすが兄弟なので息がぴったり合っていて素敵でした。クリスマスの時期にお勧めの絵本です。にしむらあつこさんの世界を堪能出来る絵本でした。

なんて間抜けな泥棒なんだ〜！と
初っぱなから笑ってしまいましたが、実はこの２人。
ただの泥棒じゃなかったんだね！
人情もしっかりもってるし、子どもたちを楽しませる術をしっかりもってる。
そんな２人なら、泥棒からしっかり足を洗って真面目にね！って子どもたちは突っ込んでました。 （＾◇＾）

フトッチーニ、ホソッチーニ、それぞれの特技もおもしろくて
細めの息子は「オレにもできそう！」なんでも体当たりの娘は
「これは無理！」ちょっと真似したくなっちゃったり。
ゆかいな２人組の生活を楽しみました。

そして、ラストのオチも、はじめは？？？だったのですが
しっかり読み返すと、分りました！
最後の最後までやっぱりオマヌケな２人なんだな〜って笑っちゃいました。