「ちいさなそうじきトルトル1号」 なかなかよいと思う みんなの声

最新型掃除機といえば、ロボット掃除機となってしまっている昨今、いろいろな意味で興味深く読ませていただきました。
ロボット掃除機ではない掃除機で「最新型」と言われても、子どもにはピンと来なかったようでした。でも、大人の私にとっては「最新型の掃除機」だけでなく街の様子など、時代の変化を感じながら読むことができ、おもしろかったです。

トリトル１号　　掃除機の名前
何でも吸い込む　掃除機　わあ！　勢いが良すぎて　こんな掃除機があったら　大変かも
モモロウは振り回されていますよ

あんまり吸い込みすぎて　　　それに　窓ガラス割って　外へ出て行くなんて　　　びっくり！
町では　迷惑かもね　　こんな掃除機　怪物みたいですよ

あんまり　すいこみすぎて　故障　　　　そりゃあそうでしょう
なんでも　ほどほどに　するのがいいですよ

おもしろいのは　機械修理工場で　直してもらうのですが・・・・
すいこまれた　なかみをみたら　おもしろい　　
すごいなあ　スプレー缶やジュースの缶まで
こんなものまで吸い込むのは　やっぱり　怪物の掃除機ですね

ラスト　えっ？　　掃除機は　懲りてるどころか　　こどものそのまた子どもの　だいまで　活躍するとは　　
なんと　働き者？　　そして　丈夫な　掃除機ですね
寿命はないのかしら？
なんでも　　電気製品は寿命がありますからね
お話しの世界は　すごいのあな〜

そうじきが主人公のお話なんて珍しいと思いました。
最新型のそうじきなのですが、なんと暴走してしまいたいへんなことに！
勝手に掃除してくれるのはありがたいですが、この暴走っぷりでは困ってしまいますね。
ものを壊すわ、外の空き缶等をそうじし始めるわでてんやわんやっぷりにびっくりです。
こどもは気に入ったようで「読んで−」とよく持ってきています。

最新型そうじきの「トルトル一号」がやってきた。

来たとたんに大ハッスル！

最新型なものだから、ゴミを自分で見つけて吸い取る吸い取る。

今、ロボット掃除機はあるけれど、使い勝手が良くて、この「トルトル一号」とは大違い。

トルトル一号は、ちょっとはりきりすぎちゃったのかな。

機械に気持ちはないけれど、ちょっぴり機械の気持ちに寄り添ってみたくなるお話でした。