何処か懐かしさが漂う温かい画風です。
主人公の幼い男の子。そして丁寧に描かれたたくさんの「物」。文は本当に短く、つい、その沢山の物たちに見入ってしまいます。男の子おもちゃ、部屋の壁にある物、夢の中のありとあらゆる物、目が覚めて台所に行くと、もう,そこは物だらけ!
なかなか眠れなかった男の子は、いつの間にか夢の中で楽しい一晩を過ごして,すっきり目覚め,お母さんのいる台所へ!気持ち良く目覚めた男の子にホッとしますが、そこだけでは終わらない。表紙を閉じると,裏表紙には、お誕生日おめでとうのカードがついた包みが書かれています。
さて、それは台所のどこにあったのでしょう!すぐ見返したくなります。そして何故,男の子が前の晩なかなか眠れなかったのか?1番初めの場面に戻ってみましょう。お母さんが「明日は、お誕生日ね!どんな贈り物貰えるかな?」などと話かけけたのではないでしょうか?男の子は、明日の事考えると,ワクワクしてしまって、、なんて想像したりしました。そして、もう一度、最初から読み直したくなります。