「きもの」 なかなかよいと思う みんなの声

この本を読んで五味太郎さんのファンになりました。
単純に絵がかわいくって、色も優しくてきれいで素敵です。

動物の絵があって、簡単な言葉があって、という幼児向けの本はいっぱいありますが、その中で、この本は絵も言葉もかわいらしくて、今でもお気に入りです。

和服ではなく、着るものです。
動物の特徴を服にたとえているので、とても面白かったです。
そういった目線で見ていると、人間はふわふわでもないし、なんの模様もなくて、つまらないですね。
いやいや、だからこそ着替える楽しみがあるのだと思いますよ。

五味太郎さんの作品だったのでこの絵本を選びました。着眼点が素晴らしかったです。着物という題名と動物の皮膚を結びつけたユニークな発想がさすがだなと思いました。動物の皮膚の質感を子供にも解かり易い言葉で表現しているのも良かったです。思わず実際の動物の皮膚に触れてみたくなるように好奇心を掻き立てられる作品でした。

１歳２ヶ月の娘に読み聞かせました。
五味太郎さんの絵本を自分が好きなことと、どこから読んでも楽しめる絵本だったので選びました♪
「きもの」というタイトルだったので、いろいろな洋服が登場するのかと思ったら…いろいろな動物たちが登場して、そのままの動物たちが何を着ているようにみえるか！というユーモアたっぷりの内容でした！
たとえば、「かもくんは　しゃれたカーディガン」など☆
面白い表現に、読み聞かせていてとても楽しかったです。
娘は、いつも通り最後まで集中はしていなかったのですが、これから先、いろいろな動物が何を着ているか考える遊びができるな〜と思いました。
娘との遊びのヒントを教えてもらえた絵本です♪

ひつじさんはふわふわジャケット…という具合に動物の体の様子を服にたとえている楽しい表現です。子供も親もへぴはぴったりタイツという表現が楽しかったです。