世界の国からいただきます!(徳間書店)
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ちひろ美術館所蔵コレクションの中から、中国作家の描き下したという作品に千葉幹夫さんが文章をつけた絵本でしょうか? そうであれば、文なし絵本の中に、ストーリーを織り込んでいくのは楽しいような大変なような。 このお話に登場するのは、舌ながさんと朱のばんというおばけ。 なじみのないおばけなだけに気になるスタートでしたが、自然を守る良い心がけのおばけたちでした。 最近、人が山に登ってこないので、自分から脅かしに出かけたら、山の木は切られてしまい、流れ出た水はせき止められ、一方では枯渇した沼に竜の玉が転がっていたりという状態。 あれこれと顛末があって、人々に自然を大切にするように教えて、仲良く一緒に暮らすようになったお話です。 色調が少しなじめないのですが、お話との組み合わせに意外性があって、印象に残る絵本です。
投稿日:2010/09/30
人間とおばけが共存していた昔の中国でのお話。「舌ながばあさん」なんてどんな気持ち悪いおばけが出てくる怖い絵本なんだろうと子供と一緒に半分ドキドキ、半分恐々で読みだしたのですが、実際は人間とおばけの共存・自然の大切さが描かれていて舌ながばあさんもお世話好きな近所のおばさん?と思えてくる程親しみのあるキャラクターとして描かれています。読み終わると自然に絵本のメッセージが子供にも伝わり、わかりやすい良い絵本だと思います。
投稿日:2007/11/08
表紙を見ると、舌の長〜い おばあさんが怪しい。。 絵本作家の「武建華」さんは、中国の人気絵本作家。 でも、なんだか日本の昔話に出てきそうで違和感がない。 この作品は「ちひろ美術館コレクション絵本」なのだそうだ。 おばけ達がまだ、あちこちの山や森に住んでいた頃のお話。 オクヤマ岳の峠に「舌ながばあさん」と「朱のばん」が住んでいて、 舌ながばあさんの楽しみは、峠にやってくる人間を驚かすこと。 ところが最近は誰も山を登ってこない。 そこで2人は人間を脅かすために山を下りて村に向かってみた。 村に着いてみると、村人達はおなかを空かせていて 舌ながばあさんや朱のばんを怖がろうともしない。 聞けば、水不足も深刻なのだという。 川の水が枯れて、米も芋も育たないのだと…。 人が困っていたら助けないわけにはいかん、とばかり 舌ながばあさんは朱のばんと一緒に湖に向かった。 湖を塞き止めている大木を運び出していると 突然、水の中から竜が現れる。 舌ながばあさんと朱のばんは竜との闘いに勝ち、 七色に輝く竜の玉の中に竜を戻し、池の深いところに沈めてやった。 すると、村はすっかり元通りに戻った。 この昔話風なストーリーを介して、 人間は科学技術を発達させているが、自然を甘く見たり森林伐採が進むと 自分達に災いがもたらされるという教訓がこめられているように思えた。 舌ながばあさんは「おばけ」なのにも拘らず、 愛嬌もあって、人情もあるので、人間に慕われているところも素敵☆
投稿日:2005/05/13
脅かす人間を求め、村に下りて行った舌長ばあさん達でしたが、森の木は伐採され、池の水は枯れていました。 そして、人間達の為に自然を戻そうと頑張ります。 自然破壊についても教えてくれた絵本です。ちょっと怖い絵かも知れませんが、人間だけの幸福な環境では、駄目だと考えさせられました。
投稿日:2004/03/26
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