「四月・花祭りのはなし おしゃかさまのたんじょう日」 なかなかよいと思う みんなの声

4月の花まつりが近づいていたので
この絵本を読むことにしました。

小さいころ、祖母とお寺に行き、
甘茶をもらって、遠い山道を帰ってきたのを
なんとなく覚えています。

幼稚園ぐらいだったので、あれ以来甘茶を飲んでいませんが、
無性にどんな味だったか気になる時があります。

おしゃかさまもこんなお話だったんですね。
世界史で学んだことはありますが、
やはり絵本でお話として読んだほうがわかりやすくていいですね。

おしゃかさまの誕生エピソードが分かります。
おしゃかさまといってもこどもはちょっとピンときてなかったかなーと最初は思っていたのですが、その後も「読んで」と持ってきて、なかなか気に入っているもようです。
生まれる前、生まれる時、生まれてから、天上天下唯我独尊発言等、どれ一つとっても只人ではないですね。

お盆やお葬式など、仏教行事にふれて生活していますが、実はよく知らなかった、お釈迦様のこと。
仏教の幼稚園では、きちんとお祝いしているかと思いますが、我が家ではご縁がなかったので、子供にとって未知の行事かと思います。

そのお釈迦様の誕生について描かれた作品です。
花や虹など、それは素敵な誕生の場面でしたね。

キリストの誕生＝クリスマスとして誰もが知っていることに比べると、ずいぶんと地味な存在ですが、大切なことなので、この季節には読んであげたいと思いました。

おしゃかさまの誕生日。
まさかわきの下から生まれたとは。
仏教は身近にあるようで、知らない事ばかり。
この絵本を読んで、あらためてお釈迦様のことを知りました。
谷真介さん、赤坂三好さんコンビの「行事むかしむかし」シリーズの中では、異国感があって、異質な感じもしました。
でも、あまり宗教色が強くなくて、良かったです。