次女の名前が主人公と同じで、しかも次女の誕生日が近かったので図書館で借りてみました。
案の定、次女は大喜びで、表紙の女の子を指さしてはこれは自分だと言っています。
今日はななちゃんの誕生日だけれども、ななちゃんのおうちは酪農を営んでいるので朝早くからお父さんもお母さんも牛のお産につきっきりです。
楽しい誕生日のお話だと思っていた我が家の子供達は、話の展開に神妙な顔つきをしていました。
ここで、酪農家の人達は毎日朝早くから休みもなく働いていること、飼っている家畜は生き物なのでいつ何が起こるかわからないことなどを子供達に説明しました。
お母さんが作ってくれるはずだったケーキもないし・・・泣き出しそうなななちゃんでしたが、おばあちゃんのアイディアでみんなで協力してごちそうがいっぱいの素敵な誕生日になりました。
我が家の子供達も「ごちそういっぱいだね」とにこにこしていました。
みんなで手作りしたり、さくらんぼや卵を取ってきたりして、ななちゃんはもちろんのこと、遊びにきたお友達にとっても忘れられないいい経験になっただろうなとうらやましく思いました。