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かさの女王さま自信を持っておすすめしたい みんなの声

かさの女王さま 作:シリン・イム・ブリッジズ
絵:ユ・テウン
訳:松井るり子
出版社:らんか社
税込価格:\1,650
発行日:2008年12月
ISBN:9784883301690
評価スコア 4.65
評価ランキング 3,188
みんなの声 総数 16
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • 絶対行きたい

    拍子の雰囲気が心に響いたのでこの絵本を選びました。将来毎年世界1週を考えていますがこの絵本に登場する村にも絶対に言ってみたいと思いました。素晴らしい伝統技術と誇り高い意識を持つ村人たちに魅せられてしまいました。傘作りを通して色々な事を学んでいく主人公がかっこよかったです。

    投稿日:2010/10/17

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    2
  • びっくりしました

    ヌットが小さいのにかさにえがかけるからびっくりしました。

    ヌットがぞうの絵をかいていたので、いいのかなあと思いました。

    ぞうの絵はいろんなゾウがいたから楽しいと思いました。

    ぼくだったらヌットのかさがほしいと思いました。

    さいごはよかったと思いました。

    投稿日:2010/02/22

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    1
  • 村いちばんの絵つけ

    タイの山あいの何年も傘を作り続けてきた村の物語です。
    私はこの絵本で、タイにこのような伝統工芸があったことを知りました。
    傘の模様は決まっていて、みんな、花とチョウなのですが、ヌットが描きたいのは、ぞう。
    ヌットは、余った竹と紙で作ったちいさな傘にぞうを描いて楽しんでいました。
    毎年お正月に、村いちばんの絵つけをした人が、かさの女王さまに選ばれるのですが、
    なんとヌットのちいさな傘が王さまの目にとまり、純粋に好きなものを描いたヌットが選ばれるのです。
    まっすぐな気持ちが人の心を動かす、とても素敵な物語でした。

    投稿日:2021/01/30

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  • 象モチーフのものって可愛いよね。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子0歳

    伝統工芸に穏やかに反旗を翻したヌットに盛大な拍手を。自分の好きなものに忠実で、確かな目を持った王様にも盛大な拍手を。こんな可愛い傘だったら私も欲しい〜。もっと色んなデザインのものがあっていいはずなのにね!

    投稿日:2014/12/09

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  • ヌットのゾウのかさ

     タイに、何百年も傘を作り続けてきた村がありました。模様は、花とチョウです。でも、小さな女の子ヌットが描きたかった絵は、、、。

     傘を作っている、山あいの村の風景や、村人の表情がいいなと思いました。傘の作り方がよくわかります。
     かさの女王になったヌット、とてもうれしそう。ヌットの喜びがつたわってきます。
     
     ヌットが描いたゾウの模様の傘、私もほしいなと思いました。

    投稿日:2014/04/11

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  • タイの伝統の傘が見事で美しい!

    国には伝統の工芸品があります、 タイの山あいには 何百年も傘を作り続けているのです。

    お父さんが 木と竹で骨をつくり おばあさんが和紙を作り 絵付けはお母さん みんなが分業で作る傘 伝統の傘が 守られているのですね!

    お正月には 王さまが 傘の女王を選ぶというのです
    みんなは この行事を励みに 腕を磨いて 絵付けをしているのでしょう(伝統を守ることの大切さを 教えてもらいました)

    ここに登場するヌットという少女は、お母さんの絵付けをマネしてお母さんと変わらぬくらい上手く絵付けしました
    お母さんもお父さんも ヌットに絵付けをさせるのです
    子供にこうして伝統の傘の絵付けを伝えているのが よく分かります(親は子供を信じて伝えていくのですね)

    ヌットは 絵付けをしているうちに   花と蝶だけでなく ぞうの絵を書くのですが、そのぞうの絵が 生き生きと 動きがあっておもしろい!
    すごく楽しくなりました!(私なら ぞうの傘がほしいな〜)

    王さまは 傘の女王にヌットのぞうの絵を選ぶのです!

    花と蝶の絵付けは伝統です。 ヌットは それを分かっているのです。
    だから 小さな傘にぞうの絵を書くのでした。  王さまの目に止まり
    ぞうを描いたのはなぜか? 聞かれたとき 「わたしは ぞうが すきなのでございます」

    王さまは この言葉に感動したのですね!
    「この子は こころから 絵付けをしたので女王にえらびます」と
    すばらしい! 王さまですね 
    こうして また ヌットの絵付けも 伝統の中に入り広がっていくのでしょうね
    新しいものを取り入れることも 伝統を守ることにつながると思いました
    良い絵本に出会いました

    絵がとてもステキで、傘の絵も 村の風景も気に入りました

    長い話ですが 高学年の子供たちには読んであげたいお話です!

    投稿日:2011/02/01

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  • とても落ち着きます。

    4歳の息子と読みました。

    タイの山あいにある小さな村が舞台。
    ここでは、伝統工芸品である傘を作り続けています。

    そして主人公は、絵付けにあこがれる少女、ヌット。

    物語の優しい語り口調と、
    暖かい色彩で描かれた絵が、とっても心地よいです。

    途中で王様が登場します。

    「おっしゃいました」や、「申し上げました」等、
    4歳児には難しい単語も多数でてきますが、
    それでも絵が結構細かいので、
    4歳の息子も話はつかめた様子。

    最後に、ヌットが「かさの女王様」に選ばれるという、
    ハッピーエンドで終わります。

    読み聞かせをした私の方も、聞いている息子の方も、
    とっても落ち着く、そんな感じの絵本です。

    投稿日:2010/10/15

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  • やさしい気持ちになれる絵本

    • がるこさん
    • 20代
    • その他の方
    • 埼玉県

    かさ作りを続けてきた村に生まれたヌットちゃんは、絵つけを教えてもらって、自分もかさ作りに参加します。大好きなゾウの絵を描くけれども、伝統的な柄でないと商品にならないと言われてしまいます。

    いやな気持ちにさせる人がいない、心あたたまるお話だと思います。
    家族や村の人たちの様子をみて、自分もかさ作りに加わりたいと思う女の子。その才能をしっかり認められる大人。
    ヌットちゃんは商品にならない絵をかさに描いてしまいますが、それをきちんと家族がさとし、ヌットちゃんも理解します。絵つけが仕事であると認識しているからです。小さいころから日常的に大人たちの仕事の風景を見てきたからでしょうか。
    こうした話の流れが、この絵本の大切な部分だと思います。ヌットちゃんが「伝統は堅苦しい、私は自分の好きなように描く」と言ったら、このお話の魅力は半減してしまいます。個性と自分勝手を履き違えずに、仕事は仕事、趣味は趣味ときちんと区別したことで、結末の部分が生きてくるのではないでしょうか。伝統を重んじて産業を続けてきた村の人たちなんだなあという印象を受けました。
    王さまもとても素敵で、きちんと話を聞いてくれる、やさしい人ですね。この人の存在が、ヌットちゃんはもちろん、読者にも安心感を与えてくれます。
    大人たちがしっかり見て、ときには認め、ときには説明し、子どもとちゃんと向き合ってくれるところが好きです。(もちろん、素敵な絵を素直に描くヌットちゃんもとっても魅力的!) この絵本に出てくる大人のように、周囲の子どもたちに接したいと感じました。

    投稿日:2010/06/11

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  • 無垢で慣習や規格に捕らわれぬ自由な発想

     タイ王国チェンマイのサンカムペン地区のボーサン村がモデルでしょうか。
     
      タイの山間に何百年もの間、傘を作り続けて来た村がありました。
      毎年お正月に、村一番の絵付けをした女性が「かさの女王さま」に選ばれ、その人を先頭に傘行列がおこなわれます。
      主人公のヌットは、「かさの女王さま」にとても憧れていました。
      ヌットはお母さんに、絵付けの作業をしてみたいと申し出ます。
      生計のかかっている事ですが、お母さんはチャレンジさせてみます。
      私にはとてもできない冒険です。
      「学ぶ」とは、「真似ぶ」とよく言いますが、ヌットはお母さんの技法を見よう見まねで見事に仕上げます。
      普段から、親の仕事をそばで見てきたのでしょう。
      また、絵の才能もお母さんから受け継いでいるのでしょう。
      いよいよ、幼いながらも本格的に絵付けの作業を任されることになったヌットは、絵付けの約束である花でもチョウでもない絵を描いて…。

     ヌットの描いた絵が素敵でした。
     子どもならではの無垢で慣習や規格に捕らわれぬ自由な発想。
     いえいえ、それだけじゃない。
     本当に描く事が好きで、夢中だったのでしょう。
     私にも、とても素晴らしい傘に思えました。

     ひょんなことから王様の目に留まり、幼いながら絵付け師として最も大切な“対象を愛している”ということで賞賛される結果に。
     読後再び表紙絵を見て、温かい気持ちになりました。

    投稿日:2010/04/03

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  • 派手さはないがきれいな絵

    日本絵本大賞読者賞の候補作品になっていたし、訳が松井るり子さんだったので、どんな本かと興味を持ちました。

    舞台はタイだそうです。

    生活の糧として傘を作ることを生業としている人々の暮らしぶりを垣間見ることができました。

    絵の才能のある発展途上国に住む女の子ということで、最近読んだ児童書の「リキシャガール」に近いものを感じました。

    「絵つけは あそびではなく しごとでした」という言葉が印象に残りました。

    絵も派手さはないですが、きれいな絵で好感を持ちました。

    投稿日:2010/02/23

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