児童書ですが、どちらかというと高学年向きかな?でも、漢字にはふり仮名が降ってあるし、行間は空いているし、とても読みやすいです。
図書館で検索していて、引っ掛かってきた本なのですが、作者の「ペンネームがふざけてる(もしも本名なら、もっとふざけてる!?)」と、思ったんです。
でも、読んだらハマりました。下の子は読めないことはないけど、どちらかというと、上の子の方が好きかなと、GW中に読ませたら(1人読み)すごく面白かったですって。
主人公「コタニ」は、クラスの中では消極的すぎて、今までは意地悪なリーダー的女の子のパシリだった、あまり目立たない小学5年生の女の子です。
ところが、ある時からクラスの中でも、とてもインパクトのある二人の女の子に気に入られてしまって…。
(詳しくは読んでみてくださいね。)
うちの子はこのインパクトの二人の女の子「シノちゃん」と「アリサ」が「コタニ」を巻き込んで、やることなすことが楽しかったそうです。
私は、内容も、会話も、この物語の子ども達が体験するいろいろなことを、今の同世代の子に読んでほしいと、思いました。
本当は体験してほしいけど、なかなか物語の中のようなことをやるのは大変ですよね。読むだけでも、十分楽しめるし疑似体験はできると思います。
ちなみにイラストは「浜田桂子」さんで、私は浜田さんの描く「アリサ」がとても好きです。
特に、今学校のクラスの中で、居心地が悪いなぁって、感じている子どもたちに読んでもらいたい。これを読んでスカッと、楽しい気分になってもらいたい。と思います。