『なつのよる』という題名にひかれて手に取りました。
おおまつよいぐさが花を開き、
せみやとんぼが羽化していく。
樹液には虫たちが集まって、
朝顔は咲いて朝を知らせる。
一連の様子を
美しい写真とおはなしで読み進めることができます。
そういえば・・・
小学校1年生の時だったか
せみの幼虫をみつけて虫かごに入れておき、
朝、ラジオ体操から帰ってきてから
虫かごを覗いたら立派なせみになっていて
びっくり!したことを思い出しました。
子どもが見たことがない花や虫たちの夜の姿は
わくわくさせてくれると思います。
「なつのよるは、
あぶらぜみの たんじょうび。」
という表現も、自然の世界に親しみやすく感じました。
低学年の子どもたちと一緒に読みたい本になりました。