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夏のルール自信を持っておすすめしたい みんなの声

夏のルール 著:ショーン・タン
訳:岸本 佐知子
出版社:河出書房新社
税込価格:\2,200
発行日:2014年07月23日
ISBN:9784309274843
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,601
みんなの声 総数 5
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  • 不思議だけど、確かに。

    絵本の醍醐味のような1冊です。
    独特の不思議な世界観が感じられる絵本に思いました。
    ちょっと怖い、でもそれを知っておくのも大事かも。
    「夏のルール」。
    開放的で自由のきく夏だからこそ、ルールを守ることも大切ですものね。

    投稿日:2020/06/02

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  • 夏休みは特別

    夏休みという開放的な期間は全てが特別です。
    怖がらせてどうするのってつっこみたくなる絵本ですが、スリルと不思議感は夏ならではの世界でしょう。
    いろんなことが起きる夏だから、「ルール」は守りましょう。
    「帰り道はおぼえておくこと。」
    「夏の最後の一日を見のがさないこと。」
    意味不明のようでいて、まとめはいたって正論です。

    投稿日:2017/04/30

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  •  「近未来」というのは、どのぐらい先のことをいうのだろう。
     手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」で主人公のアトムが誕生するのは2003年という設定になっている。漫画雑誌に連載されていたのが、1950年代だから、50年先あたりが「近未来」ということになるのだろうか。
     SF映画などでは核戦争が起こって地球に人が住めなくなるのも「近未来」だし、宇宙への移民が始まるのも「近未来」だ。
     どちらかといえば、けっしてバラ色ではないのが「近未来」のような気がするがどうだろう。

     名作『アライバル』で多くの読者を魅了したオーストラリアの絵本作家ショーン・タンのこの作品も「近未来」を描いた作品だ。(あるいは、夢か)
     登場するのは、兄と弟。
     この二人以外に人の影はない。
     二人だけで過ごした「去年の夏」。弟はそこで生きる知恵のようなものを学ぶ。
     たとえば「赤い靴下を片方だけ干しっぱなしにしないこと。」
     では、干しっぱなしにしたらどうなるのか。それは絵で解説されている。
     兄弟の数倍もある巨大ウサギが赤い目を光らせて横行する。
     たとえば「裏のドアを開けっぱなしたまま寝ないこと。」
     ではどうなるか。
     部屋の中に異界のものたちであふれかえってしまう。
     そういうなんともいえない世界に兄弟を二人きりで生きている。

     はたしてこれは夢か、それとも「近未来」か。
     どうしてショーン・タンはこのような世界を描いたのか。
     実は私には何にもわかっていない。
     そこにファンタジーすら感じえない。
     それってどうなの?
     読む時を間違ったのだろうか。
     もし、私が十代の少年であったら感じるものは違うのだろうか。
     勇気とか冒険とか。
     もし、私が二十代の青年であったら受け取るものは違うのだろうか。
     反省とか悔恨だとか。

     一冊の絵本は読者にさまざまな思いをもたらす。
     そこにあるのは、自由だ。
     けれど、この作品は私には少し難解すぎる。
     それはショーン・タンのせいではなく、私のせいだと、たぶんそう思う。

    投稿日:2014/11/23

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  • 自分の中の感性で自由に楽しむ

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子19歳、女の子14歳

    絵に惹かれて思わず図書館で借りてきました。
    文はほとんどありません。絵を感じてその世界を楽しむ作品です。
    私は個人的にこういう世界観は好きです。

    作者はオーストラリアの方ですが、オーストラリアにも普通に電線とかあるんですね〜。
    「アライブ」や「遠い町から来た話」など日本でもこの作者の評価は高いですよね。
    この絵本はストーリーを読むのではなく、そこに描かれている世界観を自分の中の感性で自由に読み取り楽しむものだと思います。
    翻訳本で少々お高い作品ですが、ショーン・タンの絵が好きな人やこういう異次元ワールド的な作品が好きな人にはお薦めです。

    読み聞かせ等にはお薦めしませんが、ブックトークなどでショーン・タンの作品を紹介するのは、小学校高学年くらいからありだと思います。

    投稿日:2014/11/16

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  • 夏の最後の一日

     表紙を見て、気になっていた絵本。
     大型の絵本で見ごたえがありました。こってり深みのある絵と、シュールな文章、、、。ちょっとこわいようで、ユーモアも感じられます。
     
     「夏の最後の一日を見逃さないこと」
     あかるくておいしいそうな場面の絵は、かざっておきたくなります。

     この絵本のテーマ紹介にある、「夏がきたら」や「おくりもの」にぴったりの絵本ですね。

    投稿日:2014/08/16

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