お正月も過ぎると・・・
この絵本を読みたくなります!
昨年の土曜図書開放のある日のこと
小学生全学年揃っているけど
もう卒業が近い6年生は
絵本は・・・もう卒業しているので・・・
遠慮させていただきます 的な
雰囲気にありました
低学年は
「おたふく って、風邪?おれ、やった」
「福笑い?」
「やったことある!!」
「鬼は1匹だけなの?」
と おおはしゃぎでございます
が、この絵本を読み始めると
6年生達の反応が変わります
にこ〜っ にっこり とその笑顔の素敵なこと!
思春期入り口ながら
ちょっと背伸びしたい
けど
まだ心にはまだ いい幼さ が残っている感じ
と、申しましょうか
鬼→悪い→退治
のイメージですが
視点を変えるといいますか
着眼点がおもしろいと思うのです
おふくさん達の
旧月の呼び名も
6年生は「足りないのは、何月?」とか
女子は、着物や小物に着目
そして、「6年生には
ここまで、読ませていただきます」
と、説明書きも読んで
「絵本は、子どもっぽくはないんだよ
大人向けのもあるし
子ども向けでも素敵なのはあるし
中学生になっても
いろいろな絵本読んでみてね」
と、この賢い6年生達には伝えたのでした
節分、豆撒き・・・の時期が近付く頃
「鬼退治」ではない視点で
「笑う門には福来たる」
おはなし会恒例絵本ということで
お薦めします!