カイロ団長 宮沢賢治のお話です
30匹のあまがえるはみんなで面白く仕事をしていましたが、ある日仕事を終えて帰るとき 「舶来ウェステキイ 一杯 二厘半」と書かれた 看板を見て、 みんな ごきげんで とのさまがえるの策略にはまり ウェステキイを何倍も飲んで ご機嫌でしたが・・・・・ とのさまがえるに騙され
家来にされ 労働をさせられるのです
カイロ団長と威張り散らします
しかも重労働で 大きな石を運ばされ 死にそうになるのです
そんな時 カタツムリのメガホンから 「王様の命令だ」 と聞くのです
この王様正体はわかりませんが・・・・・
王様の命令は
1 人にものを言いつけるときは そのいいつけられる 目方で自分の体の目方を割って答を見つける
2言いつける仕事にその答えをかける
3その仕事をいっぺん 自分で二日間やってみる
この通りやらないものは 鳥の国へ引き渡す
このような王様の命令で あまがえるたちで算術のうまいカエルが計算しました
そんなわけで カイロ団長と威張っていたとのさまがえるは 大きな石を運ぶ羽目に・・・・
さあ今度はとのさまがえるが死にそうに、あまがえるたちが優勢になりました
しかし またもや 王様のご命令「すべてあらゆるいきものはみんな気のいい、かあいそうなものである。 けっして憎んではならん」
このめいれいは あまがえるたちは しにそうなとのさまがえるを助け そしてまた 今まで通り 愉快に仕事をするjことができたのです
宮沢賢治は こうした考え方を教えてくれていました
今の時代でもブラック企業と言われて 非常に過酷な労働を課せられている人がいますから この教えを守れば不幸な自殺者も出ないのではと思いながら読んでいました
こしだみかさんの絵はすごくよかったです!