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命はどうしてたいせつなの?」 みんなの声

命はどうしてたいせつなの? 著:大野 正人
絵:ハラアツシ
出版社:汐文社
税込価格:\1,760
発行日:2015年09月
ISBN:9784811322209
評価スコア 4.66
評価ランキング 3,042
みんなの声 総数 28
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  • たった1つの命と人生の光

     生と死は、常に隣り合わせのものだと感じました。
    この世に「永遠」という言葉は無く、人はいつかは死に至ります。

     私のおばあちゃんも、1年半前に天国へと旅立ちました。
    私は、おばあちゃんが遺してくれた古毛糸やボタンや布切れで、
    いろんな小物を作っています。おばあちゃんの思い出のつまったものが、
    1つずつ、新しい物に生まれ変わるたびに、おばあちゃんの命も
    生まれ変わってくるみたいで、うれしくなります。
    私も、おばあちゃんに命の糸をつないでもらって、生まれてきたんだな、
    と実感します。

      私は12歳で、老人から見れば、人生の時計を刻み始めたばかりです。
    しかし、神様から見れば人の一生は、短く、儚いものでしょう。
    けれども、私達は一生懸命1日1日を生きています。
     まだ子供の私には、自分の未来がどうなっているか想像もつきません。
    私は、目の前にある今日を生きます。

     死は、かけがえのない命を奪うおそろしいものです。
    でも、この先にある人生の道のりは、真っ暗の闇だけではありません。
    必ず光が射し込み、いつか自分が生まれてきた理由を知る日が来ます。
     だから、世界でたった1つの命を自分から投げ出さないでほしいです。
    クラスでも、いじめが起こらないために、この本を読んで、
    命の大切さを改めて考えてもらいたいです。

     世界には、生きたくても生きられない人がいます。
    私は、生まれてきた自分にほこりを持って人生を歩みたいと思います。
    そして、いつの日か心をこめて、
    「ありがとう。」
    と伝えられる日がおとずれることを願っています。

    投稿日:2015/11/30

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  • 心に残る話

    命について、まだ5歳の子供が理解するには早いと思いましたが、図書館で紹介されていた本で気になっていたので借りて読みました。
    命を頂いているという食物連鎖については子供なりに理解できたようでした。好き嫌いが多く食べ残す物も多かった子ですが、この本を読んだ後「命を無駄にしたらいけないよね」と言って頑張って苦手な物も食べていました。いただきますの感謝の気持ち、これからも忘れずに言い続けていきたいと改めて感じました。
    まだ心のお話は難しかったようですが、いつか自分の殻に閉じこもり一人ぼっちだと感じてしまう時がもしも訪れてしまったら、この本から勇気をもらえると思いました。誰にでもそんな風に感じてしまう時があるかもしれない、でも決して一人じゃないし勇気を出したら抜け出せる。そのことを絶対に忘れないでほしいと思いました。
    命はどうして大切なの? シンプルだけど大切なことがたくさん詰まったお話です。 子供がもう少し大きくなったら手元に置き、時おり一緒に読んでいきたいと思います。

    投稿日:2015/11/30

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  • シンプルな

    4歳の息子と読みました。
    「命の大切さ」を息子に説明する難しさを私は常々感じていました。
    なので、この本がどんなアプローチをするのか、興味津々でした。
    が、意外にもシンプルに「いただきます」と「ありがとう」を大切にしようという内容。
    人は、
    動植物の命を食べることで体が、
    血のつながりや人々とのふれあい=自分の中に入ってきた人の命で心が
    作られ、それに感謝しようということ。
    とっても基本的なことだけれど、忘れてしまいがちなこと。
    なるほど、と納得してしまいました。

    息子の年齢では、この絵本は少し長くて難しい内容かと思ったのですが、
    イラストも分かりやすく楽しかったよう。
    食物連鎖についてなど、彼なりに理解したようでした。
    牛をさまざまな観点で示していた見開きは、とても分かりやすかったです。
    ただ、「心」については、まだ彼にはちょっと経験が足りないかもしれません。
    でも、この絵本を読んでおくと、
    将来、そんなことがあるのかもしれないとイメージができるし、
    実際に経験したとき、読み返して彼なりに考えるのではないでしょうか。

    投稿日:2015/11/04

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  • ありがとう

    全頁試し読みで読みました。沢山の動物や魚、野菜たちから頂いた命のお陰で生かされている自分の命だから、「感謝」して、命を大切にしたいと思いました。当たり前のことだけど、「いただきます」「ありがとう」と感謝して残さないようにいただきたいと思いました。

    投稿日:2016/02/05

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  • 人生の教科書

    読み応えのある、ページ数の多い絵本です。お子さんはもちろんですが、大人の方にぜひ読んでいただきたい作品です。日々の生活に追われる中で、生きるとは何か、人間とは何か、私たち自身は何者なのかを改めて考える良いきっかけになりました。
    楽観的にキレイなことだけが描かれているのではなく、我々が生きるリアルな現実が描かれています。悩み事がある人は、気持ちが変わるかもしれません。
    小さなお子さんには少し難しいかもしれませんが、すべてを理解できなくても一緒に読んでいただきたいですね。親として、人生の先輩としてこどもに伝えてあげたいような言葉がたくさんありました。

    投稿日:2015/11/30

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  • 「命はどうして大切なの?」
    子どもから質問された時、どう答えたらよいのだろう。

    この絵本を息子と一緒に読みながら、親である私も「そうか!」と気付けたことが沢山ありました。
    当たり前のようでいて当たり前でない、奇跡のようなこの命の大切さを学ぶことは、大人も子どもも大事なことなのですね。

    牛が殺される場面、小さな子にはショックかもしれません。
    でもそれが現実。
    毎日食べている肉や魚も、少し前までちゃんと生きていた命だったのです。
    今はスーパーに行けばなんでもパックにされて売られているので、命を奪っていることを忘れがちですが、「いただきます」の言葉で感謝を忘れないでいたいと思いました。

    そして自分の心もまた、人の命が作ってくれたもの、ということは初めて気付かされたことです。
    確かに、人は多くの人と接することで成長していきます。
    人は誰も1人では生きてはいけないのです。
    だからこそ「ありがとう」を忘れずにいたいと思いました。

    また人生には、辛いこと悲しいこと、色々あります。
    それを乗り越えていくためにも、自分一人ではないということ、沢山の命によって生かされているということ、また沢山の命が自分の中に生き続けていること・・・

    難しいけれど大切なことを、優しく教えてくれる1冊です。

    投稿日:2015/11/27

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  • 涙が出ます

    生きることは今まで思っていた以上に凄い事なんですね。
    今食べているものは、そう。この本が教えてくれているように全て命。
    野菜も、肉も。全て命で出来ています。
    悲しくなった時は、本当に感謝の言葉より、辛さで押しつぶされそうになります。人間の弱さが大きくなってしまいます。
    感謝をする事で、周りの人達が助けてくれたり、助けられたりするものですよね。
    本当に、この本はそんな人間の生きる、ということの基本的な、当たり前の感謝の気持ちを改めて教えてくれていると思います。
    とても素晴らしく、そしてとても分かりやすく、誰にでも読んでもらいたい素晴しい1冊だと思います。

    投稿日:2015/11/25

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  • 命を知る

    命とは…
    命の大切さとは…
    短いことばとわかりやすい解説で、心に響きます。
    『いただきます』『ありがとう』も大事なことばで、そのことばが出なくなった時の心の状態、そして、そこから抜け出す方法も教えてくれます。
    命をもらって食べる、これが生きるということを、絵で示されると、とても生々しく感じられます。社会の仕組みの中では、そのことを忘れてしまいがちですが、原点に戻って教えてくれるとてもありがたい一冊です。
    社会について、人間について、心について、多くのことを、親子で学べる素晴らしい絵本だと思いました。

    投稿日:2015/11/28

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  • 考えさせられました

    生きていることの意味、そして生きているのは誰のおかげか。。。
    等生きる事に対して、この本を読んで改めて考えさせられました。
    毎日当たり前のように食べている食事にしても、動物たちの命を食べているんですよね。この動物たちの命を無駄にしないように、食べ物を残さず食べることの大切さ、そして食べ物に感謝をする事を、詳しく、そして分かりやすく教えてくれている素晴らしい本だと思います。私の子供はまだ小さいのでちょっと難しいと思うのですが、もう少し大きくなったらしっかりと読んでもらいたいと思っています。

    投稿日:2015/11/29

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  • 食育だけじゃない

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子3歳

    最初に読み始めた時は、食育の本かと思っていました。

    私たちは生きるために他のものの命をいただいている・・・それをテーマにした絵本は他にも見かけます。でも、この本を読んでいいなと思ったのは、私たち人間が食べる動物も、自分が生きるために他のものの命を食べていたことに触れられている点です。命をいただくことだけに焦点をあてると、子供たちは罪悪感ばかりを感じたり、繊細な子は動物性のものが食べられなくなったりしてしまうかもしれません。でもこの本では、命を「奪う」ことだけに焦点を当てていないので、冷静に読むことができます。

    そして後半は食べ物からは離れて、生きていくこと自体が取り上げられています。はっきりとは書かれていませんが、いじめ・自殺などの問題も意識されているようです。また、身近な人の死に直面することなど、幅広く書かれています。

    食べること、生きること、死ぬことは全部繋がっていることがわかります。

    あまり小さな子が読む話題だとは思いません。小学校高学年くらいからにお勧めです。

    投稿日:2015/11/30

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