「オニのきもだめし」 ママの声

本自体は意外性があって楽しかったけれど、大阪弁になれない私にはちょっと読みずらい１冊でした。鬼がおばけを怖がるという設定は凄く面白いのですが、大阪弁じゃなかったら読みやすかったかも、という感じです。でもそうなるともしかして笑えなくなるのかも。気になります。

オニだっておばけは怖い。「いややなあ、こんなくらいみち。なんかおばけでそうやなあ」と、家路を急ぐ、ふたりのあかオニ。世にも恐ろしい出来事が彼等の身におきます。怖さ半分、可笑しさ倍で面白いです。夏にオススメです。

オニがきもだめしするの？と、タイトルが気になって、手に取りました。
二人のオニが暗い夜道を歩いています。
ヒュルヒュル〜と人だまが現れ、
「まいどー」と、幽霊が現れます。
関西弁の掛け合いが面白い。
我が家では、大阪出身のパパに読んでもらうと、盛り上がります。

こんな気が小さいオニいるんですね。笑えます。関西弁のかけあいもテンポがよくて面白いですね。次々出てくるおばけにオニたちは驚いて逃げてばかり、たまにはこっちがおどかしちゃえばいいのに、そんな発想全くなしみたいですね。ようやく家に着いたと思ったら、まさかの真っ青なあおおにになっていたなんて！そんなオチだなんて思って読んでいなかったのでびっくり面白かったです。

オニも本当は怖がらせる方では･･･と思ってしまうのですが、あれもこれもと怖がってしまうところが、妙に人間臭くて笑えてしまいました。
オニは鬼だけの世界で、妖怪とは交流がないのかしら（笑）？
怖がってはいるけれど、なんだか楽しい気分になってしまう、怖くない妖怪のお話でした。

オニたちがきもだめし道を通り…！？
おばけがたくさん出てきますよ。
ですが、こわさはないと思います（笑）。おばけたち、しっかり挨拶してきたりして。
会話がおもしろいです。
こどももおもしろがっていたので良かったです。

おにがいっちょ肝試しやったろかぁ〜！！
ではありません、たまたま帰る道がおばけだらけの
道だったまで......

鬼だって人からみたら怖いよね。
そんな赤鬼がつっこみながらさまざまなお化けに出会います。
しかもきもだめしの割には登場するおばけたちは
なんともフレンドリー。

おもしろいやりとりで楽しそうな肝試しです。
漫才のようなビビり屋の二人、果たして無事に
帰れたでしょうか。

関西弁がとてもテンポよく楽しい絵本だと思います。

私は生まれも育ちも東北ですが、この本は全編関西弁でしたので、東北の人間なりにエセ関西弁で子供に読んで聞かせました。子供は、なんのこっちゃわからんといった様子で私のエセ関西弁を聞いていました。ごめんね、ごめんね…。

鬼が怖がるような肝試しとは、どれだけ怖いんだろうか？と思いながら読んでみると、関西弁だったり、ユニークなおばけがでてきたりと、けっこう笑えました。個人的にはのっぺらぼうの反応が好きです。ラストのオチも良く、親子で楽しめました＾＾

関西弁のやりとりが、本当に楽しい。
オニとおばけのやりとりは、完全にコント。読んでいて、忙しいったらありゃしない。
でもその感じが、面白いんですよね。
おばけに怖がり、オニのやりとりに笑い、最後に「顔が青くなる」っていう慣用句？まで学べて、これはいい絵本！
読み終わったあと、いろんなことを関西弁で言おうと頑張る子どもたちがおかしかったです。