おならをする癖のあるいたちを誕生パーティーに呼ぶことにしたがちょうを始めとする仲間たち。
今日だけはおならをしないでくれ、といって呼ぶのですが・・・いたちは我慢しすぎて倒れてしまいます。
仲間たちは「いたちを呼ばなければよかった」と後悔します。
おそらく新美さんの本文はここで終り、後はいもとさんのアレンジ(?)で大きなおならをするいたちと、次のページはにやりとしているいたちの姿で終わります。
これって、実は残酷なお話じゃないのかなー?
「今日だけはおならをしないでくれ」とか、「いたちを呼ばなければよかった」とか、がちょうたちがすごく自分本位ですよね。
何度か読むうちに、なんだかとても悲しい気持ちになってきました。
でもそういうところに気づかせることがこの作品の意図なのかもしれませんね。