ふくざわゆみこさんが描く、理想の図書館像でしょうか。
細部まで見どころいっぱいの作品です。
森の杉の木に住むふくろうさんは読書家、ということで、
家には本がいっぱいあるのです。
ある日、関心を持った動物たちがやってきて、
ふくろうさんの家は、図書館のようになるストーリーです。
居心地のいい図書館、素敵ですね。
図書館が図書館であるための大切な要件が、ちゃんとわかるようになっています。
図書館地図も分類がユニークで、これならみんなワクワクしそうです。
本は古風な装丁で、年代を感じますが、ふくろうさんの感性ということで。
注目は、動物たちが、それぞれの個性に応じて読書を楽しんでいるところです。
そう、読書って、奥が深いのです。
私も行ってみたいです。
小学生くらいから。