「くものニイド」 なかなかよいと思う みんなの声

くものすづくりの名人ニイド。本物のジェット機だろうと迷子の空飛ぶ円盤だろうと捕まえてしまいます。その技術にびっくりと同時に感心してしまいました。
娘も気に入ったようでよく持ってきています。
くものすってたしかにきれいだなって思う時があります。
ラストが意外でした。ふざけたお話ではないのですが…しゃれ？

くもの巣名人の蜘蛛のニイド。でも、ごみがひっかかっていやになり、別の蜘蛛の巣を作ったら飛ばされてしまいます。それから、他の蜘蛛が雲をみるとニイドの巣と呼ぶように。

おやじギャグ？と思える部分もありますが、ちょっと寂しい感じの絵本です。もう少し楽しい結末でもいいのですが。ただ、絵はとてもきれいで外国の絵本のような雰囲気でした。

くもの巣作りが得意なニイド。でも、風がごみを巣においていくのがイヤになって、風をつかまえる網のような巣を作るニイド。でも風で飛ばされてしまいます。

しかし、雲を見るたびに仲間の蜘蛛たちは、あれはニイドの蜘蛛の巣だ、と思い、雨を、風の悔し涙だと思います。

雲と蜘蛛が（偶然かもしれないけど）重なっていて、面白いなと思いました。絵もカラフルで、日本人が考えたにしては内容も絵も、まるで外国っぽい素敵な雰囲気の絵本でした。

５歳の娘が自分で選んで図書館から借りてきました。『ルラルさんのにわ』や『おさるのまいにち』の著者、いとうひろしさんの絵本でした。
カラフルでユニークな絵とウラハラに、読み始めた文章は、「よつゆをためたくものすが、あさのひかりでかがやいているのをみたことがありますか。それはそれはうつくしく、おもわずうっとりしてしまいます」という詩的な語り口調です。
ストーリーは予想外の展開へ。一緒に読んだ娘は、クモのニイドが意外なものを捕まえるところで「えー！」とビックリしながらも、とても喜んでいました。
言葉遊びも楽しく、「ニイドーぐもだ」は思わずニヤリです。ただ娘はまだ「入道雲」までたどり着かなかったよう。もう少し大きい子だったら、この面白さがわかるんだろうけどな。

市内の小学校での読み聞かせ隊に所属しています。

３年生の朝の読書タイムに、この本と「ぼくのおじいちゃんのかお」の２冊を読みました。

くもの巣って、本当にきれいですよねぇ。
子どもが小さいころ、棒に巻きつけてわたあめを作って遊んだことや、
雨にぬれたくもの巣を一緒に見たことを思い出しました。
最初の朝の光に輝くくもの巣の絵、すっごくきれいです。

きれいな空色に、カラフルなニイドたちが、元気をくれます。
風をつかまえようとするお話も、他のくもたちがニイドの活躍を信じているところも、好き！
朝の読書タイムは楽しい本を…と思っているので、この本はぴったりだと思います。

ただ…最後のオチ、３年生だとわからなかった子もいたみたい。
最後の部分が重要なので、読み聞かせするなら、工夫と練習が必要です。
（わたしは、もう一発プラスしてしつこく言えばよかったなぁ…って思ってます）。

カラフルな蜘蛛が気になって選びました。

カラフルな蜘蛛でもやっぱりちょっと気持ちが悪いです。

蜘蛛の巣名人のニイドの作る巣が完璧なのが凄いと思いました。

不器用な私なら完璧に出来そうもないから、ニイドはやっぱり凄いと思

ってしまいます。いつまでも二イドのことを忘れないでいる仲間もいい

なあって思いました。

この絵本は、夏の雲を見ながら考えたのかな〜。

ところで、ニイドのくもの巣に飛んできているトンボたちの色合い、なんだか初代の頃の「仮面ライダー」みたいじゃありませんか？

この作品は、色々なくもの巣を作って、獲物を片っぱしから捕まえるニイドを描いた前半と、
風を捕まえるためにくもの巣を改良して、
風に立ち向かっている負けず嫌いのニイドを描いている後半とで、視点を変えて作られているような気がします。

いとうひろしさんの絵本にしては、主人公ニイドの所在がはっきりしないまま終わるので、ちょっと物悲しい風気が漂っていました。
でも、くもの巣を雲にみたてるなんて、作家さんとしての想像力に感動しました。

蜘蛛のニイドは巣作りの名人！ニイドが捕まえられないものはない程。
そんなニイドにも全然歯が立たない相手が居たのです。
その相手とは？

この絵本、色鮮やかで目を引く存在で以前からすごく気になってましたが
このニイドの個性あふれる表情が苦手で手にしてなかったのですが
まさに、くものす作りの名人！といった、編み目が見えないほどに細かなワザを施された
ニイドの作った蜘蛛の巣袋や、蜘蛛が雲を！ニイドが入道雲！そんな風に
後半飛び出すたくさんのダジャレの楽しさに、読み出したら止まらない！

この色鮮やかな表紙とニイドの表情は「たのしいお話しだよ〜読んでみて〜」
とアピールしてたんですね （＾◇＾）
読まず嫌いを改心しようと誓った私でした。

くもとは虫の蜘蛛です。カラフルなんですがやっぱり不気味な蜘蛛のお話。どんなにかわいく書かれていても蜘蛛はやはりかわいくないです。でもこのくものﾆｲﾄﾞは靴も手袋もしてますよ。くもがどのように虫などを捕まえるかも分かります。雲と蜘蛛をひっかけている内容です。でもよんだあとちょっと悲しくなりました。ﾆｲﾄﾞはどこにいっちゃんたんでしょうか？

とってもユーモアたっぷりな絵本でした♪
読みすすめていく中で、このお話、どんな展開で終わるんだろう？？
と思っていたら、そう来たかあ！！というオチありでした（笑）。

思わず笑ってしまうような、言葉遊びのような終わり方です。
うちの子は年長さんっていうこともあり、
その展開が笑える域に達していたようで、
最後はにんまりでした。

この楽しさをわかるのはやっぱ年中以降なんかなあと思います。