ビロードのうさぎ」 みんなの声

ビロードのうさぎ 作:マージェリィ・W・ビアンコ
絵・訳:酒井 駒子
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2007年04月
ISBN:9784893094087
評価スコア 4.83
評価ランキング 155
みんなの声 総数 123
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

123件見つかりました

  • おもちゃと思ったら

    大人が読んでもじーんとくる本です。
    おもちゃ、ということで軽視してしまいますが
    おもちゃも心が入れば本物になるんだ、
    という考えは、子どもにとっても親にとっても
    大切な考えかと思います。
    おもちゃだって、生きているんだと感じました。

    投稿日:2013/11/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 命を考える

    表紙が一際目を引きます。
    なんだか懐かしいような、うさぎの表情がそう思わせるのかな

    ページをめくる度にじわじわきて、幼い頃の自分の思い出のような切ない気持ちになりました。

    子どもの頃に大事にしていたぬいぐるみやおもちゃ。
    大きくなるにつれ見向きもしなくなるけど、心ではちゃんと覚えてる。

    最後のページは涙が止まりませんでした。
    うさぎの目が、表情が、グッときます。
    「ねぇ、ぼくだよ。」と言っているような気がしました。
    ぼうやとうさぎの心はきっと、今でも繋がっていますよね。

    だってうさぎはぼうやの「ほんもののうさぎ」になれたんだから

    投稿日:2013/10/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • さすが名作

    ずっと前から知っていた作品ですが、うちの娘にはわかるのかな?と思って借りずにいました。もうそろそろ大丈夫かなと思い借りて読んでみましたが、とってもいいお話でした。

    ものを大事にしないとおもちゃたちが悲しい思いをすることがよくわかったようで、読んだ後ぬいぐるみや人形たちをさらに大事にしていました。男の子が病気になったあとにうさぎのぬいぐるみが処分されそうになったときに「どうしよう…」と長女はとても心配していましたが、妖精が出てきて本物になったとき、すごく喜んでいました。

    この絵本は手元においておきたい絵本です。

    投稿日:2013/08/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • モノを大切にする気持ち

    はとてもせつなくもあり、ほほえましくもあり、『ビロードのうさぎ』の目線で物語が進んでいきます。おもちゃのうさぎが本当の子どものお友達になれたのに・・・悲しくせつない別れがきてしまいますが、最後に不思議なことが起こって悲しすぎるラストじゃなくて本当によかった。。。

    大量消費型の社会で生活する現代人にとって、モノを大切にする気持ちが薄まりつつある昨今、ドキッとさせられる思いがする絵本ではないでしょうか。
    娘には、おもちゃや本を大切にする子に育ってほしいなという思いを込めてこの絵本をプレゼントしました。

    小さな子供に読み聞かせるのもいいかもしれませんが、大人が読んでも温かな気持ちにさせられる絵本です。

    投稿日:2013/07/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • いとおしくなる上質な絵本

    • エルモさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子4歳、女の子1歳

    娘が2歳のころに、酒井駒子さんの美しい絵に惹かれて購入しました。一読して、話と絵と素晴らしさに感動し、読み終わったときになんだかすごくこの絵本が愛おしくなって、思わず表紙をなでてしまったくらいです。上質な絵本とは、こういうものをいうのだと思います。
    しかしながら、まだ2歳の娘には難しい・・と判断して、そっと本棚に。そして、3歳になってから読み聞かせしてみました。残念、3歳でもよくわからなかったみたいです。また、そっと本棚に。
    そして、5歳を2か月後に控えたつい先日、もう一度読んでみました。「この絵本、あんまり好きじゃなーい」と昔の印象でしぶしぶ聞いていた娘も、読み進めるうちにじっと息をひそめて聞いています。読み終わったあと、「おもしろかった!この絵本好きになったよ。もう1回読んで」とせがまれました。やはり、その絵本の世界観が感じ取れる年というのがあるのですね。
    その日から娘は、ぬいぐるみやお人形と一緒に寝るようになりました。
    あなたにとっての「ほんもの」のお友達を大事にしてね。
    その思い出を坊やのように忘れないでね。

    投稿日:2013/06/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • ほんものって

    子供に愛されてほんものになれる、というのがとても印象的でした。
    例え人にぼろと言われてもその子にとってのほんもの・たからものというのはたしかにありますよね。
    自分の子供もほんものを見つけてほしいです。
    この坊やの心にもビロードうさぎはたしかにほんものとして刻まれるのだと思います。

    投稿日:2013/03/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • たいせつなぬいぐるみ

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、女の子1歳

    ビロードのうさぎのぬいぐるみが、ぼうやの家にきて、
    ぼうやに大切にされ、
    お別れする物語。

    映画の『トイ・ストーリー』のようなお話です。
    最初は興味なさそうだった6歳の息子も、
    1ページ、1ページと読み進めていくうちに、
    どんどんストーリーに引き込まれて行きました。

    おもちゃにも心があり、
    大切にされたおもちゃは、子供の中ではおもちゃではなく本物になる。

    そう聞かされたビロードのうさぎは、
    ぼうやの「ほんもの」になろうと頑張ります。

    そして、ぼうやと日々一緒に過ごす中で、
    ぼうやの「ほんもの」になれた!と確信しますが、
    とっても突然、お別れすることに。

    読み進めていた私と息子はあまりのことにショックでした。
    こんなに突然最後がやってくるなんて・・・。

    でもこれまで大切にされたぬいぐるみには
    ちゃんといいエンドが待ってるんです。


    うちにも息子が本当に小さいときから大切にしている
    ぬいぐるみがあります。

    彼はもう卒業したけど、いまは1歳の妹が可愛がってくれています。
    きっともうすっかり「ほんもの」なんだと思います。

    二人が可愛がってきたこのぬいぐるみ、
    妹が成長しても、
    きっと私は捨てられないと思います。
    この絵本に出会って、さらにその思いが強くなりました。

    投稿日:2012/10/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 本物とは

    すでに、童話としては読んでいましたが、絵本で読むと、またいいですよね。

    落ち着いた色合いで、お話の雰囲気に合っていますね。

    「ほんもの」ってなんでしょう?
    きっと、ビロードうさぎだったときも、動物のうさぎになったときも、両方が本物だと思います。

    投稿日:2012/08/31

    参考になりました
    感謝
    0
  • 一人ひとりのほんもの

    読んでいる最中から、子どもの頃に大切にしていたぬいぐるみを思い出しました。
    それは割と大きいもので、ぼうやのようにどこでもいっしょに行けるわけではありませんでしたが、とても大切な友達でした。寝るときは必ず一緒でした。

    ほんものってなんだろう。

    あの頃の私には、あのぬいぐるみはかけがえのない友達でした。
    娘にもいつか、たいせつな友達ができるのでしょうか・・・

    子どもべやのようせいが現れて、あのぬいぐるみも本物になれてたらいいのになぁ。
    懐かしい気持ちになる一冊でした。

    投稿日:2012/08/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • 自分用に購入したのですが、ちょうど去年のクリスマス時期と
    重なってしまったので、親戚の子にプレゼントしてしまいました。

    ぼうやに大事にされていたビロードのうさぎ。
    でも、そのぼうやが病気になってしまって、捨てられる事に。
    とても悲しくて絵本なのに、読みながら泣きそうになってしまいました。
    最後に、成長したぼうやが、本物になったうさぎをみて、
    幼い頃、大事にしていたビロードのうさぎを思い出した事、ちょっと嬉しくて切なくなりました。

    自分用に、再び買います!!

    投稿日:2012/05/02

    参考になりました
    感謝
    0

123件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん / だんごむしそらをとぶ / だるまさんが / ゆめぎんこう

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ


編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

全ページためしよみ
年齢別絵本セット