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天の笛自信を持っておすすめしたい みんなの声

天の笛 作:斎藤 隆介
絵:藤城 清治
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:1978年
ISBN:9784333003877
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,550
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  • 雪に覆われた大地の鳥たちを助けるために、太陽のかけらを取りに空にはばたいたひばり。
    その一生懸命に飛翔する姿、自らの命と引き換えに得た太陽のかけらを 加えて落下する姿は、まさにひばりの飛びかたそのものです。
    ひばりの持ち帰った太陽のかけらで、大地に春が訪れるのも、ひばりが春を告げて囀ずる大空が連想されて、季節の移り変わりをみごとに語っています。
    絵の迫力は、読み聞かせにぴったり。

    投稿日:2013/03/09

    参考になりました
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    1
  • 美しい犠牲の上に春・・

    これぞ日本人の心と思うような
    自己犠牲あふれる物語です。

    降り続ける雪に覆いつくされ
    生物がすべて息絶えるかと思うような厳冬を
    ひばりが命懸けで雲を突き破り、太陽のかけらを持ち帰るというお話。
    熱い太陽に突入しかけらを取った後は
    地上に落ちたひばりは影も形もなくなるのですが
    皆が待ちわびていた春がやってくる。

    ひばりは後に英雄扱いされるわけでもなく消えていくけれど
    残された者たちは幸せに暮らしている様子に
    きっとひばりは満足しているという事が伝わるような
    花咲き乱れる美しいラストページ。
    あぁこれが日本人の心だと、胸が熱くなりました。

    読み継がれてほしいと願う、珠玉の一冊です。

    投稿日:2018/03/11

    参考になりました
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