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スーホの白い馬」 ママの声

スーホの白い馬 作:大塚 勇三
絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
税込価格:\1,540
発行日:1967年10月
ISBN:9784834001129
評価スコア 4.77
評価ランキング 651
みんなの声 総数 105
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81件見つかりました

  • モンゴルの名作

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子10歳、女の子6歳

    モンゴルという、こどもには馴染みのない国を知る意味でも、馬頭琴という楽器を知る意味でも、大変有意義な作品です。国語の教科書にも長年掲載されている名作中の名作なので、知っている人もきっと多いと思いますが、絵本でじっくり絵も楽しみながら読みたい作品です。この作品と出会った後で、楽器博物館で馬頭琴を手にした娘は、猛烈にこの楽器にはまっていました。絵本の力はすごいです。

    投稿日:2011/12/20

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  • 5歳の息子が涙した絵本

    • 土筆さん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子5歳、女の子3歳

    5歳と3歳の子供達に読みました。
    3歳の娘には少し難しい表現があったので、読みながら簡単に説明を加えながら読み聞かせました。
    二人とも「ひどいねー!」、「かわいそうに・・・」と感想をはさみながら最後まで聞いてくれました。
    読みながら私も涙声になりましたし、5歳の息子はこっそり涙をぬぐっていました。
    感動できる絵本です。

    投稿日:2011/11/02

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  • はっきり覚えてます

    私は、本が好きな子どもではなかったのですが、
    「スーホの白い馬」は、お話から絵まで、はっきり覚えています。
    子どもながらに感じた大人社会の理不尽さ。
    スーホと白い馬の愛と絆。そして、馬頭琴。
    悲しいお話ではありますが、何十年も語り継がれ愛されてきたのは、
    この物語がまさに「人間社会の本質」をついているからでは
    ないでしょうか。
    「楽しい、愉快」ではないけど、
    こども達には、絶対読ませたい一冊です。

    投稿日:2011/07/13

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  • モンゴルに思いを馳せて

    お話自体もさることながら、遠いモンゴルに思いを馳せて読むと感動増倍です。でもモンゴルという国のイメージ湧かない子供には、スーホと白い馬の愛情物語で終わってしまいそうです。とりあえずはモンゴルっていう国があるっていう事だけ認識できますけど。

    私が子供の時にこのお話を読んだ時はそれほど感動した覚えはないのですが、馬の皮で作ったあの楽器がテレビで出てきた時に、真っ先にこの話を思い出しました。とても美しい音色です。そしてモンゴルと言うと、今でも(お相撲さんより)このお話が真っ先に浮かんできます。よっぽど印象に残っているんだと思います。

    投稿日:2011/04/25

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  • モンゴルのさみしい雰囲気

    3歳では少し早かったです。5歳くらいからがいいかな、、、。

    ちょっと切ない話なので、この寂寥感とかを感じるにはある程度年齢が上でないと、、、。可愛がっていたスーホの白い馬とのお別れはかなり寂しいです。しかし、馬頭琴として復活し、またスーホと一緒に居られるわけですが、実際の馬頭琴の調べも物悲しい音色なので、モンゴル音楽のCDを聴きながらだと、物語の世界に入り込めます。

    悲しいけど一度は読んで欲しいです。

    投稿日:2011/04/02

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  • 馬頭琴の由来にまつわるお話

    モンゴル民話です。

    教科書にも掲載されていて有名なお話ですが、私自身も息子も、
    教科書でお目にかかることが出来ず、きちんと読んだことが無かったので、
    あえて今回、図書館で絵本を借りてきて読んでみました。

    モンゴルの伝統楽器、馬頭琴の由来にまつわるお話です。

    貧しい羊飼いの少年スーホに偶然助けられた白い子馬。
    スーホに大事に育てられ、数年後には立派な白馬に成長します。

    ある時、殿様が自分の娘の結婚相手を探すために開いた競馬大会に
    参加したスーホは、見事、白馬で一等を獲得するのですが・・・

    一等を獲得して、良いことが起きるかと思いきや、事態は悪い方へと流れてしまいます。
    馬頭琴という楽器に、こんな由来があったとは知りませんでした。
    スーホが白馬を思う気持ち、そして白馬がスーホを思う気持ちが、
    最初から最後までひしひしと伝わってきました。

    体に矢を射られながらも必死に逃げ帰ってきた白馬の姿には、本当に感動です。

    人間の嫌なところと良いところを全部盛り込んだような一冊ですね。
    スーホと白馬のように深い絆で結ばれた関係、とても羨ましく思います。
    息子は無言で読んでいましたが、何かしら感じるところがあったように思います。

    素敵な友情から生まれた馬頭琴。機会があれば是非、音色を聞いてみたいです。

    投稿日:2011/02/22

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  • 最も印象深い作品

    自分が小学生の頃に教科書に載っていた作品ですが、印象深かったのでしょうね、絵も内容も鮮明に記憶していて、私自身驚きました。

    たくさんの矢が刺さったまま、血を流してスーホのところに駆けてきた白馬の姿。
    弱りきった白馬にしがみついて抱くスーホの姿。
    当時感じた深い悲しみと一緒に蘇ってきました。

    やはり名作ですね。
    いつか息子に馬頭琴の音色を聞かせてあげたいです。

    投稿日:2010/11/24

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  • 名作ですね

    • きよぴこさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    私が小学2年生の時に国語の教科書に載っていた話です。
    子供ながらに理不尽な「白い馬の死」に悲しみを感じたのを今でも覚えています。
    月日は流れ、自分の子供がこの本とであった年齢になりました。
    息子の使う教科書では掲載されていないようでしたが、ぜひ読んでもらいたいと思う本なので購入しました。
    白い馬の死に悲しみ、そしてその悲しみを乗り越えるスーホの姿に再び涙してしまいました。


    小学校の読み聞かせにも使いました。
    わくわくするような話ではないので教室が静まり返ってしまいます。白い馬が殺されるシーンでは食い入るように聞いてくれました。
    でも、集中してくれる雰囲気になっていないと読み聞かせには厳しいかもしれません。
    ただ、悲しみだけで終わる話ではないので読み聞かせ自体は問題ないのかなと思います。一緒に読む本の順番などは考えたほうがよさそうです。
    --------------
    読み聞かせに使った学年:2・3年
    その時の子供の反応:★★★☆☆
    所要時間:〜10分

    投稿日:2010/11/07

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  • 広い大地

    モンゴルの広い大地がとてもキレイに描かれている絵本でした。

    馬頭琴という楽器があることをこの絵本を読んで初めて知りました。
    きっとモンゴルの大地に響き渡るような素敵な音色なんだろうなぁと思いました。

    白い馬が死んでしまったのは悲しい結果ですが、馬頭琴になってスーホの傍にいられて幸せかなぁとも思います。
    物ができるのにはそれぞれ理由があるのだと思いますが、この話を読むと改めて物を大切にしようという気持ちになります。

    投稿日:2010/09/10

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  • 娘と号泣…。

    • JOYさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳

     昔、学校の教科書に載っていたことを思い出し、手に取りました。「読んであげるなら4歳から」と書いてありましたが、当時4歳だった娘の持っていたほかの本に比べて、絵の色合いも地味で、少し文章も多め。「意味がわかるかなぁ。」と思いつつ、一緒に読んでみることにしました。

     
     そういえば、子どもの本って今までハッピーエンドのお話しかなかったんですよね。難しいところはわからなかったにしても、スーホに会いたくて、血だらけの体で走って逃げ帰ってきた白馬の気持ち、一生懸命看病した甲斐もなく翌朝、白馬が死んでしまう無念さは、娘にも十分過ぎるほど理解できたようで、ボロボロと泣き出し、嗚咽が止まらないほどでした。結末を知っていた私までもらい泣きし、しばらく先へ進めませんでした…。娘にとっては、初めて出会う、「悲しい結末の本」でした。

     
     もう、2回目は読みたがらないのかと思いきや、たくさんの本の中から、「今日はこれ読みたい。」と言って持ってくることがしばしばありました。子どもにも大人と同じように、「今日は泣ける話が読みたい気分」というのがあるのかもしれないと思いました。


     それから4年経ち、2年生の教科書で再び「スーホの白い馬」に出会いましたが、4歳の頃の感受性は残念ながらなく(表現しないだけで心では感じているのかもしれませんが)、あの時だったからあんなふうに心が揺れたんだなぁ、と、あの日の光景がとても貴重な思い出になりました。


     それからは、「絵が子ども好みでないかも?」とか「難しいかも?」とかいう先入観なしで、絵本をよませてみたいと思うようになりました。

    投稿日:2010/05/22

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