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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

おむすびさんちのたうえのひ」 パパの声

おむすびさんちのたうえのひ 作・絵:かがくい ひろし
出版社:PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2007年05月15日
ISBN:9784569686851
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,464
みんなの声 総数 91
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  • 田植えの仕組みがわかります

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    かがくい ひろしさんと言えば、「だるまさん」三部作シリーズがつとに有名です。
    三部作で50万部突破しているとのこと。
    加岳井 広という苗字ですが、とても珍しい。
    調べたら、かがくいさんは、2009年9月28日に54歳という若さで急逝されていたのですね。
    僅か2005年〜2009年という創作活動ですから、本当に短い間に名作を残されていたのだと思います。

    この作品は、2007年のもの。
    主人公は、おむすびさん。
    文字通り、おむすびなのですが、それが田植えをする発想が◎。
    いつもながらに、かがくいさんの目の付け所に脱帽です。

    そして田植えを手伝ってくれるのは、村のみんな。
    それも、具のしゃけ、たらこ、おかか、うめぼし、こんぶを始め、おいなりさん、ほそまきさん、ふとまきさんなんて面々ですから、ワクワク感は募るばかり。
    田植えのシーンが丁寧に描かれているので、子供との会話が弾むこと間違いありません。
    それにしても、こうした文化を上手く挿入するのが、かがくいさんは得意ですね。
    田植えとは、古来、神事であり祭りであり、集落で手伝い合う「結い」と言う共同作業であったのですが、それをさり気なく描写するなんて、凄いと言うしかありません。

    その後、たこどんといかどんも田植えの手伝いに来るのですが、8本足のたこ、10本足のいかの、田植えの巧みなこと。
    充分、笑わされてしまいました。

    田植えを終えた後の日焼けした姿にも、大笑い。
    しかも笑いの中に、ほっとさせる優しさもあって、オススメの作品です。
    かがくいさんの作品は、どれをとっても、外れがないので全部読破したくなりました。

    投稿日:2012/02/22

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