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みずをくむプリンセス」 みんなの声

みずをくむプリンセス 文:スーザン・ヴァーデ
絵:ピーター・H・レイノルズ
訳:さくま ゆみこ
出版社:さ・え・ら書房
税込価格:\1,650
発行日:2020年06月05日
ISBN:9784378041483
評価スコア 4.5
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  • 世界について考える一歩に

    毎日何気なく蛇口をひねると綺麗な水が出てくる。
    それが当たり前の生活の日本。
    あまつさえ、「水道の水が美味しくない」「水道の水が綺麗ではない」としたり顔で言う人もいる日本。

    一方で水道もなく、毎日遠くまで水を汲みに行くのが女子供の仕事になっている国も多い。
    重労働なのに、綺麗な水が使える訳でもない。

    そんな日常を比べると、いかに日本に住んでいることが恵まれているのかということを痛感します。

    世界の状況や背景が分かっていれば、この本の内容の意味を理解するのは難しいことではありません。
    ただ、水が綺麗なことが普通であるという感覚しかない子供には、今一つ伝わりにくい抽象さを感じます。
    もう少し踏み込んだ内容があると、より多くを考えさせられるお話になったのではないかと思いました。

    投稿日:2021/06/28

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  • 安全な水

    高校生の娘の春休みの課題に
    SDGsについてのレポートというものがありました。
    娘は17の項目のうち「安全な水とトイレを世界中に」という項目を選んでおり
    日本では当たり前に、蛇口をひねれば出てくる水を手に入れるために
    膨大な時間と労力をかけている人たちがかなりいることを知りました。

    この本は、そんな
    膨大な時間と労力をかけている人たちの日常を
    淡々と描いています。

    生きるために必要な水を最優先で生活するため
    水をくむ以外の時間がほとんどないようです。
    なんのために、こんな非効率な生活になってしまうのか
    (水道はないにしても、水のそばに住むとかできないものなのか・・)
    疑問もありましたが
    なにより
    自分たちのあたりまえが
    こんなにもありがたく尊いことだと感じました。
    このコロナ禍で
    安全で清潔な水のある暮らしが
    いろんな面でプラスに働くのだと、感慨深く思いました。

    投稿日:2021/06/14

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  • この絵本を読んで世界で10億人の人が近くに水がない暮らしをしていて 6人に1人がきれいな水を手に入れることができないでいます(少しは知っていましたが こんなに多くの人がショックです!)
    プリンセス ジージーという女の子は お母さんと毎朝早くから 遠くの川へ水をくみにいくのです
    頭に壺やバケツをのせて・・・・長い道を歩くのです
    想像できますか? こんな苦労が?
    絵本では お母さんと歌いながら歩く姿が描かれていて 人はこんな中でも 歌を忘れず 生きているのに感動しました! 

    私たちは蛇口をひねれば水がすぐにででくる生活をしているのでこの女の子の大変さがなかなか分からないのです

    水が命の源と言われています

    後書きで 「ライアンの井戸」 周辺に井戸をつくるプロジェクトを始めていると描かれていました

    ジョージー・バディエルさんが「水くみプリンセス」の井戸を作ったことに感動しました!

    私たちも何らかの形で応援できたら良いですね!

    投稿日:2021/05/29

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  • 世界では10億人くらいの人が近くに水がない生活をしているそうです。
    何キロも先にある川へ水をくみに出かけ、ようやくくんだ水は濁っている。
    そんな生活をしている人がいる、ということを描いたお話です。
    私たちが当たり前に水を飲んでいる時に、世界のどこかでは、水をくみに出かけている人がいるということを忘れてはいけないと強く感じました。

    投稿日:2021/04/26

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  •  人を形作る黒い線、夜空の紺色、日中の乾燥した空気感、大地の茶色・・・。魅力的な絵で、女の子とその日常が描かれています。身近に水がない暮らし、生きるために遠いところまでの水汲み。

     今住んでいる日本で目の前のことだけを見ていたら知ることのない世界が、絵本の中に広がっています。アフガニスタンで用水路の建設に尽力された中村哲医師の活動とも繋がります。

     水の問題、まずは知ることから。学校の読み聞かせの時間などに読まれたらいいなと思います。

     ピーター・H・レイノルズさんは好きな絵本作家さんです。他の絵本もオススメです♪

    投稿日:2021/01/24

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