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多くの食品が捨てられている写真を見て心が痛むといったレベルは、すでに超えてしまったように思うのです。 ものが潤沢にあったときには、食品ロスは捨てられた先の処理の問題が大きかったのです。 捨てられた食品が環境に及ぼす影響を考えることを求められていたように思います。 ところが、度重なる災害による食品不足、温暖化による食材状況の変動、戦争その他が及ぼした海外からの供給システムの変貌、それらのことによる物価高騰と、自分を取り巻く環境が真綿で首を絞めるように迫ってきたのです。 そう考えると、生活工夫が必要だという危惧を前に、食品ロスを考えなければいけないところまで来ているのです。 頭で考えるよりも、視覚的に訴えてくるこの本はインパクトがあります。 大人こそ考えなければいけない問題かも知れません。 捨てられていくものの中に、大きな可能性が残っているように思いました。
投稿日:2024/08/22
小学校高学年から高校生が対象ということですが、子どもと関わる大人も読むべきではないでしょうか。 私には学びがたくさんありました。捨てられた食べ物を処分するのにお金と手間をかけないといけないことまでは気づかなかったですし、エコフィードのことは恥ずかしながら初めて知りました。 それと、この本を小学校低・中学年の子が読むことはできないかなと、読みながら考えていました。「食べることは生きること」ですから、食に対する意識づけは早い方がいいと思うのです。個人的には理想は学校給食が始まる前(小学生になる前)と考えています。 すべてにルビがふってありますし、写真や図が多いので、図鑑を見る感覚で読めるのではないかなと。 もちろんひとりで全部を理解するのは無理でしょうが、学校では先生が、家庭では保護者が横についてあげれば、そのくらいの年齢の子どもにもこの本に載っていることがどれだけ深刻な問題なのかは感じることができると思います。 「はじめに」にある、捨てられたおにぎりの写真は衝撃的ですし、きれいに袋に入ったパンの写真を見てそれが全部捨てられたものだとは思わないでしょう。「ここに書いてあるよ」と知らせてあげれば、子どもはものすごく驚き、「なんで?」と疑問を抱くはずです。そのショックが「なんとかできないか」という思いの原動力になるんですよね。そういう感情はむしろ幼い子ほど敏感かもしれません。 中に難しい内容はありながらも、カラフルで見やすいと思うので、対象としている子どもたちはもちろんですが、もっと読み手の幅を広げてもいいんじゃないかな、それだけいろんな人に読んでもらいたい本だなと思いました。
投稿日:2024/05/04
日本は食に対しての安全基準が厳しく、賞味期限が短いという話を聞いた事がありますが、そのせいで食品をこんなにもロスしているのだということが、本を読んでいると分かります。 口にするものだから基準が厳しくなるのは当然だと思いますが、ロスを減らす為にはどうしたらいいのかをもっともっと考えていかなければならない。 そう考えさせられる内容でした。
投稿日:2024/03/26
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